●11月21日(金)第138回定例作業
前日の真冬の寒さが一転し、晴天でしかも気温も上がるという絶好の「作業日和」となった11月の定例作業日には、福嶋顧問、OB45名、学生55名、教職員2名、計103名が参加して、西キャンパスで作業が行われました。南西側にある「ススキの原の再現ゾーン」ではススキやハギの刈り込みと除草を行いました。株が大きくなりすぎたススキがあり、手を加えました。哲学の道の広場、学食の西側広場では笹刈り、雑草の刈り取り、落葉の清掃などを行いました。また学生が管理運営する「くにたちのお花畑」に春咲きの球根や苗を植えました。
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<陸上競技場奥の第1ススキのゾーン
(陸上競技場奥)での作業> |
<哲学の道周辺での作業> |
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<キャンパス南西角の第2ススキのゾーン作業前> |
<第2ススキのゾーン作業後―
こんなにきれいになりました。> |
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<「くにたちのお花畑」での植え付け作業> |
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◆自然薯パーティ(定例作業後の交流会)
今回は作業後に恒例のキャンパス産の自然薯を味わう交流会が予定されていました。そこで、学生、
OBの自然薯採取班を結成しました。汗だくになりながら自然薯掘りに挑戦。まずは自然薯専用のシャベルを使用し、あらかじめチェックをしてあった蔓をたどり、折れないように丁寧に掘り下げていきました。かなり大きなものが採取できました。キャンパスの恵みに一同大感激。参加者が多いので、あらかじめ購入していた自然薯も投入し、テーブルを飾るに足る量を確保できました。
今回も岸田夫人をリーダーに国持夫人、籏野婦人、佐藤夫人が助っ人の強力な調理チームが大奮闘。学生も手伝い、立派なパーティが開催されました。マグロの山掛けはお代わりの声も出て大好評でした。同じくキャンパス産の椎茸の醤油炒めも出され、そのおいしさに多くの人がびっくりしていました。
学生とOBの話の輪がいくつもできました。
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<自然薯堀の様子> |
<キャンパスの中にこんなワイルドな場所があるとは・・・> |
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<やった!掘り当てました> |
<立派な「成果」> |
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<採取した自然薯で
マグロ山かけ掛けを調理> |
<乾杯!> |
●図書館周辺の樹木整理終わる
本年9月より、図書館(時計台)の内装・外装の整備工事が行なわれています。
これに併せ、周囲の樹木とともに、前面に聳えていた2本のヒマラヤスギが伐採
されました。
ヒマラヤスギは、西洋式建築物によく似合う樹木ですが、張り出す枝の落下や、
高木にかかわらず根が浅いために倒れやすいなど、不測の事故が懸念されること、
更には防火性にも難があるなどの理由から、高木化したら大剪定や伐採が行われ
るのが一般的です。
本学の場合も同様の理由により伐採や剪定が行われてきましたが、今回の工事に
伴い、工事に支障となる他の樹木とともに伐採されました。その姿を見慣れた
我々にとっては残念な思いもありましたが、建物周辺はすっきりし、キャンパス
のシンボルとしての時計台の雄姿が一段と際立つ効果が生まれたとも言えるで
しょう。
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<在りし日」のヒマラヤスギ> |
<大剪定後も頑張っていました。> |
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<すっきりした図書館前の佇まい> |
●弓道場改修に伴い周辺の除草作業が行われました。
80余年の歴史を持つ弓道場が、弓道部OBの尽力により本格改修され、11月24日にそのお披露目祝賀会が行われることになりました。
これに先立ち、10月23日に、植樹会も協力して建物周辺の除草作業が実施されました。
小雨模様の中、植樹会、梓会、弓道部員の学生が一致協力して3時間以上に亘って作業にいそしみ、写真のとおり見違えるような姿になりました。
作業の中心となられた弓道部OB会(梓会)理事長の神永信一様から寄稿文を寄せていただきました。
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<草刈作業の様子> |
<草刈り後の弓道場周辺> |
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●11月19日(水)多摩森林科学園にて学外研修が行われる
本年の学外研修は、サクラで有名な八王子「多摩森林科学園」において11月19日に実施されま
した。園内にある樹木は500種類(3500本)に及ぶそうですが、そのうち半分の250種(1300
本)がサクラであるという事実にまず驚かされました。当日は22名の参加があり、いつものとお
り、福嶋先生のバラエティに富んだ興味の尽きないお話に一同聞き入り、時間の経つのを忘れました。
今回の学外研修を、企画・リードされた、川崎勝晤理事(昭46経)から寄稿文を寄せていただき
ました。福嶋先生の話の詳しい内容など大変興味深い寄稿文ですので、是非お読み下さい。
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<学外研修に参加した方々 |
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●一橋植樹会「ありかた会」発足
植樹会のビッグ・イベント「休日作業」を終え一段落した処で、今年度の「あり方研究会」を発足させました。 毎年、臨時の横断的な委員会を設け各班から参加する代表者がその時々のテーマに付いて討議した上で幹事会への提言を纏めて行く手法で植樹会活動の進化に貴重な役割を果たしています。これには組織運営が縦割りの弊害に陥るのを防ぐ効果もあります。 既に、10月31日、11月15日と2回に亘って会合が持たれました。 今年度の検討テーマには「植樹会活動全般の見直し」を決めました。 新生植樹会発足から11年経ち、この間植樹会の定款の目的・事業に沿って弛まぬ努力を積み重ねた結果、顕著な成果となって現われてはいますが、日々の活動の中にマンネリ化していることは無いか、活動面で足りない点は無いか、変化する外的環境に対応できているか等々に付いて多角的な観点から検証するのが狙いです。 来年3月の幹事会までに提言を取り纏めるべく、毎月1回のペースで研究会を開催して行きます。
●キャンパスで椎茸の栽培―立派に育ち、収穫できました
キャンパスの中で椎茸の栽培をしていたことをご存知の方は少ないと思います。
今から2年半前(2012年3月頃)にOBの指導を受けながら当時の学生がキャンパス内で伐採されたコナラの原木(ホダ木)に種付けをしました。学生理事がホダ木づくりをし、2年生がドリルで穴をあけ、1年生が菌の打ち込み作業をしました。これが今年写真のように大きく育ったのです。
「今の4年生が卒業前に収穫を見ることができてよかった。」と当時学生たちを指導した湯川理事が語っていました。
10月の休日作業日に現在の学生たちが収穫し、希望者に配布されるとともに、11月の交流会の場で参加者に炒め物が振る舞われましたが、その立派な姿と共に味も大好評でした。
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<立派な椎茸が育ちました> |
<これがキャンパスから伐りだされた「ホダ木」です> |
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<学生たちによる収穫> |
<調理され交流会で振る舞われました> |
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