1960(昭和35)年度 1960年6月24日、第6回旧三商大交歓音楽会終演後、宿舎に戻って、委員引き継ぎをかねてコンパを行う。 6月25日、三宮駅頭にて、安保反対を呼びかける。 7月11〜15日、国立部室にて、夏期強化練習を行う。 8月5日、デル・メル第5巻第2号を発行する。 8月19〜22日、福井県美浜荘にて、強化合宿を行う。 8月23日、福井市公会堂にて、福井演奏会を行う。鯖江高校音楽部が賛助出演する。 アンコールに「さよならね」を演奏する。宿舎は「福井青年の家」であった。 8月24日、金沢市北国講堂にて、金沢演奏会を行う。金沢商業高校音楽部が賛助出演する。 宿舎は「たにや旅館」であった。 8月26日、富山市公会堂にて、富山演奏会を行う。富山女子高校音楽部、富山中部高校音楽部が賛助出演する。宿舎は「銀嶺荘」であった。 8月27日、高岡市公会堂にて、高岡演奏会を行う。高岡高校音楽部が賛助出演する。 宿舎は「銀嶺荘」であった。 8月28日、富山県青海電気化学館大ホールにて、電気化学工業株式会社の主催により、青海演奏会を行う。2万円の報酬をいただく。 11月2日、兼松講堂にて、創立85周年記念音楽部発表会を行う? 組曲「きびだんご」、フォスター名曲集、オペラ「タンホイザー」(Wagner)より「巡礼の合唱」(管弦楽団合同)を、指揮小島順一郎にて演奏する。 11月5日、兼松講堂にて、創立85周年一橋祭参加音楽部演奏会を行う。 「男声合唱のための組曲」(Grieg)?、フォスター名曲集を、指揮小島順一郎にて演奏する。 オペラ「タンホイザー」(Wagner)より「巡礼の合唱」(管弦楽団合同)を、指揮荒谷俊治にて演奏する。 12月3日、デル・メル第5巻第3号を発行する。 12月9日、共立講堂にて、第8回定期演奏会を行う。メルクールOB21名が賛助出演する。 「Requiem」(L.Cherubini)を本邦初演する。 12月11日、お茶の水女子大学講堂にて、第7回東京地区国公立大学音楽会が行われ、これに参加する。このときより、ヴォイストレーナーに宮原卓也氏を迎える。 1961年1月9日、練習始めを行う。 1月28日、国立学生集会所にて、追い出しコンパを行う。このとき、卒業生より?オルガンを贈られるが、1961年に盗まれる。 3月20日、新歓パンフ「メルクールのコマーシャル」を発行する。 3月21日、デル・メル第5巻第4号を発行する。 3月29日、NHKに出演する。「長煙遠く」を演奏する。放送は4月5日であった。 4月7〜9日、強化合宿(春季強化練習?)を行う。 4月11日、入学式にて、校歌を演奏する。 4月13日、オリエンテーションが行われ、クラブ紹介を行う。 4月24日、新入生歓迎コンパを行う。 4月24日、デル・メル第6巻第1号を発行する。 4月28〜5月1日、国民宿舎思源荘にて、氷川合宿を行う。 5月18日、杉並公会堂にて、東京都合唱祭が行われ、これに参加する。 中世聖歌1.「Christus factus est」(Palestrina)、2.「O vos omnes」(Vifforia)、3.「Ave maria」(Vifforia)、4.「Surrexit Pastor bonus」(Palestrina)を、指揮徳弘英策にて演奏する。 5月22日、デル・メル第6巻第2号を発行する。 5月28日、大阪毎日ホールにて、第7回旧三商大交歓演奏会を行う。 この年、メルクール会館建設を目的とする「メルクール・ファンド」が設立される。メルクールOB、管弦楽団OB、賛助会員による「メルクール・クラブ」という会員組織の団体を作り、毎年会費1200円を集め、20年後に2000万円を目指した。同クラブでは、募金活動のほか、OB合唱団の活動も行う計画だった。 練習は、月曜日と金曜日、午後1時30分〜午後4時30分に行った。 第8回定期演奏会より、ヴォイストレーナーに宮原卓也氏を迎える。 昭和35年度委員会 部長・山田欽一、常任指揮者・荒谷俊治、 委員長・横川新、副委員長兼内務・藤井正三、渉外・藤木隆三、会計・宮崎泰明、庶務・秋和祐、 サブコンダクター・太平勲夫、パートリーダー(トップ)・岡田厚、同(セカンド)・太平勲夫、同(バリトン)・折茂進、同(バス)・清水#夫、 デル・メル・新田晴男(編集責任者)(2年)、同・光瀬靖彦(2年)、同・小室滋(1年)、同・沖田昌一(1年)、同・松元宏(1年)、 部員は、1960年12月9日現在で70名であった。