三浦新七先生『文明史特別講義』於商大第二十六番教室
 
増田四郎教授講義受講ノート by Nakaji


目次  (下線の部分をくりっくしてください。)


第一回 昭和九年  一月二十九日  1_miura.pdf へのリンク(P1〜P20) 
第二回   同年   一月三十日
第三回   同年  二月  一日 
第四回   同年  二月  二日    2_miura.pdf へのリンク(P21〜P40)
第五回   同年  二月  五日
第六回   同年  二月  六日
第七回   同年  二月  八日    3_miura.pdf へのリンク(P41〜P60)
第九回   同年  二月  九日

Sat, 2 Aug 2003    中路 信 君よりのメール 

このノートは、恩師増田四郎先生が、養成所学生時代(昭和初年)から、特に, ご自身の学問形成のために必要なものとして、大事に座右に置かれた三十一冊の大学ノートの中の「最も重要な一冊」であったように思われま す。

その意味で私もこれを写経のような気持ちで、現代かな遣い文に「ワープロ」化したもので、
史料の価値という面からは三次的、四次的 なものと思っております。

この三十一冊の手書きノートは、
学者増田先生が後進の「研究対象」と される意味と、母校「一橋大学にとっても貴重な史料」と考えられまし た。

増田先生の奥様からこれらを初めて見せられた時に、この原本は何とし ても母校図書館にて保存せられるべきものと考えました。

増田先生と同期のご友人であられた板垣與一先生にご相談申し上げ、 如水会報の平成十三年三月号に、このノートの存在を投稿すると共に、 増田ゼミの「しろう会」の会員の総意として、図書館に収めて貰う運動 を致しました。

結果として、図書館側もその貴重性を認識していただき、 平成 13 年 11 月に「貴重図書」として収められました。

その際、関係者・学生の閲覧用として原本の写真版副本を「しろう会」 の寄付として製作し、併せて図書館に収めました。 写真版作成の副産物として、これの PDF 版 CD-R も出来ましたので、 この CD のコピーを希望者に頒布致しております。 しかし、このコピーを読める世代の先輩方から我々世代の者では、パソ コン操作でこれを読める方は、極く少数に限られ、逆にパソコンを難な く操れる若い世代では、増田先生が極めて丹念に清書されたものであっ ても読んで理解出来る人が少ない、と言うのが悩みのタネです。 三浦先生の講義録を、敢えて私が現代仮名遣いでワープロ化したのも、 これを若い人達に読んでもらいたいとの願いからでした。

このCDには増田先生の読書サブノート(これが 2/3)の他に、杉村廣蔵先生、村松恒一郎先生の昭和初年の講義録と、増田先生ご自身の昭和 17 年の 「西洋史講義控えノート」が含まれております。