こんばんは。日下@s59です。

日本海海戦の100周年に際し大変貴重なご投稿をいただき、ありがとうございます。
私も記念艦三笠の艦橋に立って感慨にふけった日々を思い出しました。

日本海海戦といえば、「東郷ターン」(敵前大回頭)とこれによる丁字(T字)戦法が知られています。ご存知のように、北東進していたロシア艦隊と反航していた連合艦隊は14:05東郷司令長官の命により左に150度の大回頭を断行し、敵主力の先頭を左から斜めに圧迫する理想的な丁字戦法の態勢に入ります。このときの旗艦が「三笠」でした。

また忘れられない有名な言葉は次の二つです。

(100z.jpより引用)
哨戒艦信濃丸からの報告により東郷司令長官は、「敵艦見ゆとの警報に接し、連合艦隊はただちに出動これを撃滅せんとす。本日天気晴朗なれど波高し」の第1報を大本営に打電して旗艦三笠を率い鎮海湾から出撃した。

やがて敵艦隊を認めた長官は、旗艦三笠のマスト高く戦闘旗を、ついで1時55分、「皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ。」のZ旗信号を揚げ、全軍の士気を鼓舞した。
(引用終わり)

この資料は、次のHPにあります。是非ご覧ください。

http://www.100z.jp/index.html

この海戦大勝利は秋山参謀の見事な戦術戦法の賜物でもありましたが、日本が国家の存亡をかけて、力の限り努力をした成果が見事に現れたのだと思います。

諸事多難な昨今でありますが、同じ日本人である我々も先人のこの驚嘆すべき快挙に思いを致し、これからの時代を勇気を持って乗り切っていくことが大切と信ずる次第です。

簡単ですが、記念艦三笠関連のHPよりご紹介致しました。




(2)
    日時 : 2005年5月28日 20:17

日下(s59)です。

今朝2時頃に、これは書かないと先人に申し訳が立たないと一念発起して、三笠や日本海海戦のHPから、昔の知識を再確認して投稿しました。
三笠など六六艦隊が外国製であることも知っておりますよ。

でも諸先輩が書いておられるように、100年前の5月27日と今日5月28日に人類の歴史が変わったことは記憶しておくべきと思います。

それに日本人が持つべき当然の自信と誇りも持っておかないと将来の日本や世界のためにもよくない、というのが小生の認識なのです。

戦後60年、敗戦と東京裁判とで戦勝国から押し付けられた過去や戦前の全否定はもうそろそろやめないといけません。

そうでないと原田先輩が指摘されているように、この国も他の多くの国同様に、国民の意識や文化が分裂して混乱を来し、国内対立や紛争を生み多くの国が現在も疲弊し困り果てている状態に、この国を陥れることになりかねません。

平和で安定した国をそんな状態にすることは誰も望んでいないのですからお互いに、過去のよい点は評価し、よくない点には想いを致して協力して
よき国と社会をつくっていくべきであると思います。