学生時代のオーケストラ部から一筋に音楽への情熱を持ち続け会社勤務、親譲りの会社経営を安定させ子供に社長を引き継ぐ。50歳を過ぎて人生最初の山を越えてから、心に秘めてきたもう一つの山―プロ音楽家の山に挑戦、その難関を見事に乗り越え、音楽という芸術の新天地に華麗に転進。国内外で世界の名だたるオーケーストラ指揮者としてデビュー、今や斯界でも高い評価を得ている仲間が一橋大学昭和43年同期生にいる。
定年という大きな人生の大きな壁に立ち向かっている団塊の世代の生き方が問われている現在、伊能忠敬に代表される「人生二山説」の実践者、成功者として、音楽会でも異色のこの音楽家が、「熟年の星」として最近世の注目を集め、方々のメデイアに登場しているが、その人がPクラスの宮城敬雄君である。
50歳より指揮を白川和治、クルトレーベルに師事、ホルストシュタイン等に指導を受け、平成12年(2000年)にスロヴァキアフィルを指揮し、ヨーロッパデビュー。2001年音楽の都ウィーンにデビュー。以降毎年チェコナショナルフィル、サントペテロフィル、ソフィアフィル等ヨーロッパ名門フィルを指揮し、好評を博して実績を積む。
日本では平成17年9月18日(日)母校兼松講堂で、日本&クロアチア国際コンサートで来日中のザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団を指揮、ブラームス「交響曲第2番」、メンデルスゾーン;「ヴァイオリン協奏曲:ホ短調作品64」等を演奏。
平成18年には5月14日(日)兼松講堂でウィーン室内管弦楽団、更に9月25日(月)には東京文化会館に東京フィルハーモニ交響楽団の指揮で、ベートーヴェン;交響曲第3番変ホ長調OP55[英雄]のコンサートを開催。
平成19年には、9月14日(金)東京オペラシティーホールで東京フィルハーモニー交響楽団の指揮で、ブラームス:交響曲第4番等を演奏。今後の活動計画は、本ホームページのバナー広告:高輪プリンツヒェンガルテンをご参照下さい。
東京フィルを指揮する宮城君
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