岡室ゼミ紹介
岡室ゼミに興味を持った2年生に少しでも岡室ゼミを知ってもらおうと思って作りました。
先生からのメッセージ付きです。
岡室ゼミ紹介
2年生諸君へのメッセージ
2011年1月吉日 岡室 博之
皆さん、ようこそ岡室ゼミのホームページへ!岡室ゼミは、産業と企業の経済分析を対象とするゼミナールです。ゼミで扱う分野はミクロ経済学の応用分野であり、経済学と経営学の学際領域でもあり、近年研究の発展の著しいところです。従って大変におもしろい分野であると言えます。3年次にはアメリカのビジネススクールの教授が書いた英語のテキストを読んで産業組織論の基礎を現実と関連づけながら学び、皆で議論します。また3年次の後半には学習院大学経済学部の浅羽ゼミとのインゼミが予定されています。ここではグループ研究の成果が報告されます。4年次には、それぞれが自分の研究課題を選び、産業や企業のデータを集めて卒業論文の作成に取り組みます。卒業論文の課題や分析方法の選択は基本的にそれぞれの学生に任せますが、 産業や企業に関する実証的・計量的研究を歓迎します。
ゼミの性格は、かなりの程度指導教員の個性とコミットメントによって規定されます。私はゼミ活動に相当気合いを入れているつもりですが、私に引っ張られるだけではなくて(それに付いてくるだけでもけっこう大変です)、自分たちの力でゼミを盛り立てていこうという元気で積極的な人材を求めます。
ゼミ選考の時に成績表のコピーを提出させるという、経済学部の申し合わせがあるために、そのような要件を付けました。さすがに、必修科目をろくに履修していないというのはまずいですが、成績をことさらに重視することはありません。むしろ、やる気があって、元気がよくて、成長の可能性を秘めた人材を求めます。幸い、岡室ゼミはこれまで毎期、いい人材に恵まれてきました。元気がよくて個性的な学生が集まっているにもかかわらず、私から見て、まとまりもいいと思います。学生たちがゼミに入ってから大いに伸びるのを見るのは、教師冥利に尽きます。来年度も元気のいい人たちが応募してくるのを期待しています。
「経済学は役に立たない」という懸念を抱いている人もいると思いますが、うちのゼミで学んだことは、将来必ず役に立ちます。卒業生たちが、そのことを実感し、私に伝えてくれます。それは、このゼミでは専門知識を学ぶだけでなく、それ以上に、自ら課題を見つけ、理論的に考察し、実証的に分析する力を磨くことを目指しているからです。教えられた知識はそのうち忘れられ、またすぐに陳腐化します。しかし、苦労して身につけた方法は簡単には忘れないし、社会に出てからもさまざまな局面で応用できるのです。
岡室ゼミは、「厳しく 、楽しく」をモットーにしています。相当シビアであるという噂です。その通りにしたいと思います。大学は第一に学問をする場所であり、その要となるのがゼミナールです。学問をするうえで、楽をして楽しいことは何もありません。しかし、だからといってただ厳しいだけだと、学生もこちらも疲れてしまいます。ゼミの議論はけっこう笑いも出るし、楽しいです。達成感は十分に得られると確信しています。もうひとつのモットーは「プロの学生になる」ということです。学生だからといって甘えてはいけない。社会人と同じくらい高い自覚を以てゼミに臨んでほしい。最後に「生涯ゼミ」。ゼミは2年で終わるが、卒業しても仲間との付き合い、私との繋がりは続きます。いずれにせよ、指導教員と付き合うのを苦にしない学生を歓迎します。
かつて、ゼミのホームページに「岡室ゼミQ&A!」というコーナーがあり、その最初のQ「岡室ゼミはきついですか?」に対する回答「はい、きついです。でも、つらいと思ったことは一度もありません」というのは、なかなかの名答だと今でも思います。オープンゼミ(1月20日の5限、本館2階28番教室)には私も同席しますが、是非学生たちの様子を、彼らの熱意と輝きを見て下さい。そして質問があれば、遠慮せずに出して下さい。
皆さんから相談があればいつでも受け付けます 。電子メールでもいいし(okamuro@econ.hit-u.ac.jp)、メールで予約して研究室に直接来てくれてもいいです。