一橋大学社会学部 | |
久富善之ゼミ |
学部 |
社会学部 |
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学科 |
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教官 |
久富善之 | |||
研究分野 |
教育社会学・教育調査 |
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ゼミテン |
3年男 |
3 | ||
3年女 |
3 |
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4年男 |
6 | |||
4年女 |
6 |
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活動形態 |
輪読 |
夏学期、3・4年合同で輪読をします。読む本は学期のはじめに3年生の希望を中心に決定します。だいたい一週間に1冊(または選んだ部分)を読む感じです。発表者は本の内容をまとめるだけでなく、それに関連して話し合いたいことについて調べてきたりして、本当に自分のやりたいことをやりたいように進めていけます。 |
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グループワーク |
3年の夏学期終わりごろから4年の経つ学期にかけて、教育調査を実施します。近年は首都圏の小中高生にアンケートに答えてもらい、その結果を分析して自分たちの仮説を検証していく形が多いです。これまでの調査内容には、「子どものコミュニケーションリテラシーについて」「子どもの逸脱行動と自己肯定感について」「現代っ子と今の学校観」「子どもの家族観」などがあります。調査方法もテーマもゼミテンの自由です。 |
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フィールドワーク |
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その他 |
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合宿 |
夏休み中に1泊2日か2泊3日で行います。去年は奥多摩、今年は富士山がきれいに見える河口湖でやりました。内容は4年生の調査結果の報告・卒論発表、3年生の調査計画の発表・話し合いです。夜は飲み会を楽しみました。 | |||
サブゼミ |
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三商ゼミ |
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予習量・ゼミの長さ |
選んだ本(またはその一部)の長さによります。ゼミは3・4年合同で2コマ分が近年一般的です。 |
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コンパ |
普段は行ける人で、ご飯を食べに行っています。ゼミ全体での決まった飲み会は学期の始めや終わりですが、3年会などはみんなの都合で、また、声があがると随時できます。いっぱい飲みたい人は飲めるし、しゃべたい人はしゃべるれるし、飲むも飲まれるもあなたの自由です。 | |||
卒論テーマ例 |
「いじめからみる子どもの主権意識の重要性」「少年院の可能性」「『総合的な学「習の時間』の現在」「キャリア教育」「教育社会学そのもの」「子どもにとって『家庭的』とは」「塾の隆盛はなぜおこったか」「少子化対策・子育て支援」「老人教育」「フリーター」「『学校』とはなにか」「などなど。 |
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教官担当講義 |
教職の意義と教師の役割(夏学期)教育課程編成論(冬学期) | |||
新3年生へのメッセージ |
このゼミは、教育に関わることならなんでも勉強できるゼミです。テキストを見ても分かるように、政策的なことから、子どもの精神的発達に関することまで、本当にゼミテン(主に3年)の興味・関心に基づいてできます。調査は、本などから学んだ知識や自分たちなりの考えを、実際の小・中・高校生に質問できる、分析結果として形にしていける、という楽しさが(もちろんそれなりの苦労も)あります。グループ活動になるのでゼミテンとも本当に仲良くなります。それをいつもあたたかく見守ってくれるのが久冨先生です。一見渋く見える久冨先生は、いつもは穏やかに、時に(議論が行き詰ったときなども)熱く持論を展開してくださいます。なんとなく教育に興味があるけど、まだ具体的なイメージがわいていない人、勉強したいテーマが決まったいる人、調査を実際にやってみたい人、どんな方でも、少しの考える頭と協調性があれば大丈夫です。久冨ゼミはまったり、時に熱く(?)歓迎します! | |||
その他、備考 |
ゼミに関するご連絡はkudomisemi@yahoo.co.jpまでお気軽にどうぞ。 |
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テキスト |
書名 |
著者 |
出版社 |
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ゆとりを奪ったゆとり教育 | 西村和雄 | 日本経済新聞社 | ||
「学力低下」をどう見るか | 尾木直樹 | NHKブックス | ||
子どもの自分くずしと自分つくり | 竹内常一 | 東京大学出版会 | ||
21世紀の学校はこうなる | 寺脇研 | 新潮OH!文庫 |