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前期合格最低ラインの実情



第5話
  浪人しても余裕はない


経済学部 浪人 男

圧縮後のセンター試験得点率:約84
センターと2次の合計得点:587/1000(合格最低点+1点)

{センター試験の得点分:約176/210 2次試験の得点分:約411/790}

一橋模試の判定:河合 駿台 代ゼミ




僕は浪人して着実に学力をつけ、駿台の一橋実践模試でも成績表に名前を載せるほどでした。 センター試験はやや失敗気味でしたが、力を出し切れれば絶対に合格できると確信しつつ、本番を迎えました。

1日目
国語
経済学部にとっては配点が低い国語。正直浪人生とはいえあまり勉強はしていません。デキは本当に人並みという感じでした。 点数としては50/110くらいでしょうか。終わった瞬間、気持ちを数学に切り替えました。

数学
経済学部の合否を大きく分けると言っても過言ではない、数学。試験会場の雰囲気も国語の時とは全然違いました。 「ミスしたら致命傷」というプレッシャーが、逆に大問2つで致命的な計算ミスを誘う結果となりました。第2問は計算ミスのせいでズタボロ、 そしてほとんどの人が正解しているであろう第4問の(2)でさえ計算ミスをしてしまいました。完答は第1問のみ。 第3問は普通に解けず、第5問も(1)でさえ完璧には解けきれず、完全に失敗しました。 点数としては100/260くらい・・・もっと低いかもしれません。 終わった時はなんとか2完だと思っていましたが、それでもその日のショックは相当なものでした。 実際は1完でした。


2日目
英語
「A判定で不合格」・・・この言葉が何度も脳裏によぎりながら二日目を迎えました。世界史が苦手なことを考えると、もう英語しかない、そんな思いでした。 大問1,2の長文では記号が全部正解し、どちらも7割以上のデキ、第3問も無難なデキ、第4問の英語要約も完璧にできました。 とにかくよく読めたし、聴けたし、書けたと思います。特にリスニングの英語要約が完璧にできたのは、首の皮が一枚つながったという思いでした。 得点としては180/260くらいだと思います。数学の失敗を埋められたかもしれないと思いました。

世界史
もともと数学と英語で合格を決めるつもりだったので、浪人生の割にはあまり自信の持てない科目でした。 本番もやはり問題を見た瞬間、「ヤバイ」と思いました。第1問は3割くらいしかできませんでした。 第2問はフィリピンが出ることが完全に予想外でしたが、前に日本史を勉強していたころの知識が役に立って、なんとかそれでも3割くらいのデキです。 第3問は運よく予想していた問題が出題されて、9割くらいできて、また首の皮1枚つながる思いでした。 点数は80/160くらいだと思います。終わったとき、本当に合否の微妙なラインにいるだろうなと感じました。


浪人したからと言って余裕ぶっていると本当に痛い目にあうことがあります。まさか得意の数学が2完もできないなんて思ってもいませんでした。 僕はまだ運があってかろうじて合格しましたが、同じような感じで運がなく落ちた人も多いのではないでしょうか。 やはり少しでも合格する確率を上げるためには、例え配点が低くても苦手科目をほったらかしにしないことが必要だと思いました。 そして特に浪人生や本番に弱いと思っている人は、7割の力しか本番で出せなくても受かるように勉強しておくことを強くすすめます。 頑張ってください!




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