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ある商学部生(現役)
受験勉強を意識し始めたのは、高校2年生の12月頃でした。部活の先輩がセンター試験直前ということで、学校で追い込みをしている姿を見て、1年後の受験の存在を具体的に考えるようになりました。なんとなく文系に進み進路をどうしようと考え、文系にしてはできるほうだった数学を生かす手はないかと考え商学部の受験を考えました。経済学部にしなかった理由は商学部の方が具体的で面白いことが学べそうだというなんとなくのイメージからでした。
受験を意識したのは良いものの、入っていた運動部が忙しく勉強が手に付かず、結局4月の都大会で試合に負けて部活を引退するまで学校の勉強以外に何もできずにいました。学校の勉強も正直危ういレベルでした。学校はこのころにはほとんどの教科が一通りの分野を終えており、問題演習が授業の多くを占めていましたが、そもそも知識量が少ないため授業の予習にすらかなり苦労をしました。そのため4月の段階で周りの同じレベルの志望校の人たちとの知識量の差はかなりあったと思います。例えば英語の単語はほとんど覚えていませんでした。高校2年生の時も授業中に単語の小テストは何回もありましたがまじめに取り組んでいなかったため単語帳を見てもわからない単語だらけでした。
しかし部活の先輩たちが志望校に合格して、3月に僕らに自慢していた姿がまだこんな状態からでも逆転できるという可能性を教えてくれたため、諦めず必死に勉強を進めました。そんな中、6月の某予備校の全国模試で悲惨な成績を取り、周りの成績と見比べ余計にショックを受け勉強へのやる気を失いかけました。その後の学校で行われた面談で夏休み以降に急に成績が伸びるのが現役生だと担任に言われ、それを信じて勉強を続けました。
夏休み中は1日14時間勉強するという日々を送りました。朝は6時30分に起きて少し勉強してから塾に行き、自習して夜10時に塾を出て夜12時に就寝。このような感じの生活をほぼリズムを崩すことなく繰り返していました。とはいえたまに昼の休憩ついでに塾を出て外で本屋巡り・電気屋巡りをしてストレス解消をしていました。受験期はなかなか体を動かす機会がなくなりますが、体を動かすとストレス解消と体調管理を同時に行えます。ちなみに体を動かすために、私は部活を引退してから自転車を新調して、自転車で家から40分かかる学校と塾まで通うようにしていました(2日に1日くらいでしたが)。変に頑張ってずっと勉強しようとするとなかなか集中力が続かないうえ、ストレスもたまる一方です。勉強をスパッとやめて、休憩してまた再開のサイクルを繰り返すことが夏休みのうまい過ごし方だと思います。また焦りがあるためなかなか睡眠に時間を割きたくないと思うかもしれませんが、私は6時間ぐらい寝ないとやっぱり集中できませんでしたね。
9月に入ると2学期が始まりましたが、受験が近付いているとはいえ、やはり学校で友達となんとなくしゃべっていることが一番のストレス解消でした。8月終わりに受けた模試の成績は上がってこそいたものの、期待していたほど伸びておらずこのままで大丈夫なのかとも思いましたが、9月に入っても集中力を切らすことなく勉強を続けていました。夏休みまでの基礎的な勉強をしつつも、問題演習にかなりの時間を割きました。この頃も起床と就寝の時間は夏と変えずに生活リズムが狂わないように注意していました。なんだかんだ部活で叩き込まれた精神力が役に立っていたのかもしれません。この勢いで10月に受けた模試で成績が急上昇して、担任と一緒に大喜びしたのを今でも覚えています。この頃にやっともしかしたら受かるかもと思い始めました。
1月以降精神的にかなり不安定になりました。センター試験で失敗したためすべり止めの私立や本命の一橋も全部センター試験と同じようになるのではないかという不安に駆られ、考えなくてもいい浪人した後のことも考えてしまいました。某受験漫画で勉強の不安を解消できるのは勉強だけと書いてありましたがまさにその通りでした。息抜きをしていても不安に襲われ結局過去問をやってまあまあできたかなと思うことでしか不安をぬぐえませんでした。2月は不安で夏休みのように14時間も勉強することはなかなかできませんでしたが、過去問をしっかりこなしつつ、普段滅多にそんなこと言わない父親に頑張れと言われたことを励みに、なんとか無事に本番を迎え今一橋に通っています。
みなさん何かと受験勉強以外のことで時間が取られてしまい、気持ちがもやもやする日々を過ごしていると思います。しかし一橋を見渡すと僕を含めてそんな中で受かった人は山ほどいます。諦めないことが大事というありきたりな言葉ですが、受験で一番大事なことです。諦める理由はいくらでもありますが、そんなものを探す暇があったら合格する理由を探してください。
