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ご挨拶

会長 石坂芳男(S38卒)

早いもので一橋大学自動車部が創設されて半世紀が来ようとしています。
今は大学では自動車部は廃部となっていますが、OB会として如水モータークラブがあり、毎年定期的に如水会館で年4回の会合を持っています。
昨年9月に部創立に係られた村上明名誉会長が急逝されてから、早や1年が過ぎました。
生前、会社(帝国通信工業)の倉庫に保管をお願いしておりました自動車部の貴重な資料をOB諸兄に一覧性ある形で何とかお見せしたいと20078月の例会で石垣幹事長が発案し、21世紀の保管・閲覧のやり方はやはりWEBだと諸兄のご理解の基に、大澤兄(S45卒)をプロジェクトリーダーとする有志がこのホームページを立ち上げてくれました。

私はこれがただの懐古的サロンにならないように、如水モータークラブ会員約200名が21世紀のコミュニティとして談論活発に通信する場として活用していただけるよう楽しく発展していく姿を願っております。

折から、当時の学園紛争で中断してしまったオーストラリア大陸大遠征を4546年卒のOBが計画中であり、私は大拍手で応援したいと思っておりますし、出来れば途中で一行とお会いしたいとも考えております。

OB諸兄にも夢(たとえばシルクロード走破など)があれば一緒に実現させましょう。


JMCホームページの開設にあったって、お礼とお願いを申し上げます。

幹事長 石垣禎信(S44卒)

石坂会長のご挨拶にあります経緯と皆様のご尽力で、このたびJMC(如水モータークラブ:一橋大学自動車部OB会)のホ−ムページが開設されました。ともすれば新しい技術やトレンドからは遅れがちになる我々中高年(?)のコミュニティーにすれば、大変なスピードで実現できましたことは、昔から最先端の自動車を軸に遊んできたこの仲間の先進性と対応力の証明と皆様と一緒に慶びたいと思います。

保管されていたカップ・楯・賞状・部誌・写真等々を大整理いただいた楠木先輩(S35卒)、近藤先輩(S36卒)、編集委員兼雑用係をやっていただいた日沖幹事(S55卒)、宗雪幹事(S59卒)、梶原幹事(S61卒)、そしてプロジェクト・リーダーでこれからも編集長をお願いする大澤兄(S45卒)に皆様に代わり厚くお礼を申し上げます。

さて、この新しい仕組みをうまく使ってJMCの再活性化が出来るかどうかは役員・幹事はもちろんですが、会員の皆様のご協力とご支援に拠るところ大と思います。遊びやイベントの勧誘・連絡や報告、慶弔のご消息等々積極的にご活用をお願いいたします。思い出の縁(よすが)に加え、活力のエンジンに創り上げて行きたいと思います。

最後に、活動を支えるJMCのファンド(基金)積み上げのお願いを申し上げます。

年4回の定例会を始めJMCの活動資金は、都度の参加費とファンドからの補填で行ってきました。

長年大切に管理・運営を行ってきましたJMCのファンドも残りが少なくなりました。今回のホームページの立ち上げによる再活性化を機会に、皆様にファンドの積み増しをお願いします。

趣旨にご賛同いただける皆様には、一口5千円、一口以上(上限なし)のJMCへの寄付を2008年1月末日までに下記口座にお振込みをお願いいたします。引き続き幹事チームで、公正かつ有効に管理・運営を行ってまいりますので、ご安心ください。

 

銀行名:三井住友銀行
支店名:神田支店
預金種別:普通預金
口座番号:1429410
口座名義:如水モータークラブ 会計 梶原 昌人

 以上

JMCホームページ作成をお引き受けして

2007.10.07

昭45年社卒 大澤 淳

 2007年8月24日の如水モータークラブ例会の際、石垣幹事長より所蔵資料のWEB化の提案がありまして、PTリーダーをお引き受けすることになりました。

 約10年前頃から自分のホームページを作っていましたので、幹事長よりWEB化の提案があった時に技術的には何の不安もなかったのですが、自分がその任にあたるのをためらっていました。
 しかし、「この中で自分のホームページを持っている人は・・・?」という巧妙な誘いの言葉と流し目に、まるで予定されていたかのようについ手を挙げてしまい踏ん切りがつきました。幹事長の人の使い方・乗せ方に改めて感心いたしました。 
 
ためらった理由ですが、『部誌や写真、入賞記録など資料は豊富に揃っておりWEB化そのものは簡単だけれども、継続して読まれるホームページにするのは容易ではない。単なるアーカイブス(古文書館)になってしまって、出来上がったらそれで終わりになりかねない。記録は記録としての意味はあるので全く意味がないとは言わないが・・・。そんなホームページを作っても面白くない。
では、どうしたらいいだろうか・・・。』と短い間に考えていたからだろうと思います。
ではなぜお引きしたかというと、『ここで議論をしていてもイメージが湧かないだろう。とりあえず目に見える形でたたき台をご提示して、それから先に議論を進めた方が効率的だろう。それならお役に立てるのではないか。』と考えたからです。

早速、サーバーをどこから借りるか、コンテンツをどうするか、運営費用はどのくらいかかるか・・・などについての基本的な考え方をまとめてPTメンバーの方にお送りし、ご同意を得てスタートしました。幸いにも、如水会ネットの無料レンタルサーバーが借りられることになり、徐々に内容も揃って来ました。
9月14日に石垣さんの会社の事務所にPTメンバーである石垣・大澤・日沖・宗雪(敬称略)の4人が集まり最終打合せを行いました。この打合せによって方向性というか、完成イメージを共有することが出来ました。

 
 実際に作業を進めてゆくと、案ずるより生むが易し、のことわざどおり、細かい技術的な苦労などはむしろ目的到達にいたる過程の、課題クリアの楽しみになりました。どの写真をスキャンしようか、どの写真をUPしようか、どの文章をどうやって載せようか。一つ一つの作業を行っている際に、それぞれ新たな発見があり、写真や文章から自然と伝わって来るJMCメンバーの「真摯さ」「おおらかさ」「想い」、JMCスピリッツとでも言いましょうか、を再認識させられました。
「青春」そのものですね。

その中でも特に印象に残ったうちのひとつが、今は亡き上保先輩の「南米スクーター旅行」です。文中3ページの後記に楠木先輩が述べられている通り、格調高い文章で22歳の上保青年がみずみずしい眼で見た南米の姿がはっきりと浮かび上がります。
もうひとつは3枚組みになった昭和47年九州遠征の写真です。私達は45年卒業で11人いましたが、既に二人の仲間を失っています。土岐君と江連君です。二人とも若くして逝ってしまいました。
「どの写真をスキャンしようか?」と、きれいにファイルされた九州遠征のアルバムを開いていて、3枚の写真とそこに書かれたメッセージを見てとても感激しました。土岐君が亡くなったすぐ後だと思いますが、遠征の途中に皆さんで彼の実家を訪ねていただき、彼のご親戚にお会いしたのだと分かってとても嬉しかったです。
もしホームページ作成に携わっていなかったらこのことは永遠に気がつかなかったかもしれません。47年九州遠征隊の皆さん、あらためてありがとうございました。

 さて、今後のJMCホームページのあり方ですが、こんなようなサイトでありたいなあと思っています。 

l        会員の皆さんが日々覗くのを楽しみにするようなサイト

l        年次を超えた会員相互の親睦と闊達なコミュニケーションが図れる
  ようなサイト

l        会員の個人情報や名誉をしっかり守れるようなサイト

 

そのために、頻繁な更新、創意工夫を凝らした編集、マンネリにならないような仕組み、会員の皆さんの積極的な投稿、などが不可欠だと思います。
このような気持ちで、とりあえず2年間くらいを目処に編集の任にあたりたいと思っています。あまり、長くやりますと必ずマンネリ化しますし、技術も日々進歩しますので任期は2年が限度かなと思っています。

よろしくお願いします。