パート:B1 氏名: 3
第14回定期演奏会アンケート
1. ステージ構成、演奏曲目について (ご自分の感想、聴衆からの意見に分けて)
(自分)・3ステージの構成、各曲の順番の流れ、演奏会全体時間、何れも丁度良かった。
・我が団員の年齢構成、体力面からも 3ステージが現在の実力としては限界。
・最終3ステージの初めに脚がつってしまい、途中リタイアを考えたが 最後の
アンコールまで何とか もたせることが出来てヤレヤレでした。
(聴衆)・高齢化やコロナの厳しい環境下ながら、久々の演奏会に対する賛辞が大半。
・バラエティーに富んだ充実した時間と空間を楽しめた。
MGC=音楽性と独創性を追求する知的音楽愛好家の集団、と思っていました。
演奏会で聴く私が緊張していました(演奏者の緊張感を聞きながら感じていたいから
かも知れませんが。)今現在もその匂いは強いですが、昨日の演奏は一歩引いてその
懐が大きくなって今までの何だかわからない聞く緊張感を忘れて、柔らかな温かさ
を満喫しました。
・コロナで練習ができない時にzoomで練習していらしたレポート。一人ずつみんなの
前で歌うという厳しい練習。この成果が、しっかり現れていたと思います。
・団のハーモニーが完璧に一つにまとまり、心地よくて感動しっぱなしでした。
こんなにも柔らかく上品に歌えたら、お手本としてもっともっと沢山の人にご披露して
欲しいですね。
2. 演奏内容について(①秘密の花 ②S&G ③オペラ集 ステージごとに)
(ご自分の感想、聴衆からの意見に分けて)
(総論)
(自分)
・長引くコロナ禍の期間中、度重なる練習中断も有り、定演が本当に実施できるのか
当日まで懸念された苦境の中で 無事成功裡に終えられた事、実行委員会の各ご担当
の分担部署で長期間にわたる粉骨砕身のご努力のお蔭です。感謝に耐えません。
・久方振りのマスク無し歌唱での解放感、TOCの音響効果の素晴らしさにも助けられ、皆で「合唱出来る歓び」を発揮、全般的に予想以上の好演で終えられたのではないか。
指揮者、ピアニスト、団員が一丸となり 最後の一月間に努力した成果だと思います。
・ただ 全員での歌い込み期間の不足もあり仕上がりが遅れ、本番でも出だしが遅れたり
縦の不揃いが随所に見られたのは残念だった。
(聴衆)
・一般的な合唱団の中でもテノールが多数で 4部のバランスが安定していた。
・目を閉じて聞いていると、全く高齢者集団であるとは思えない若々しい歌声。
・楽譜を手に持たないで譜面台を使ったのも発声に良い効果があったのか。
・全体的に何かと制約条件が厳しいなか、よく仕上げられていた。
(個別ステージ)
(1) 秘密の花:
(自分)・過去定演他での演奏機会の中で 良く出来た方では無かったか。但し再演でもあり
自分も含めて もう少し綻びを抑えられれば 更に良い演奏も出来たのにと反省。
(聴衆)
・大半の方から「初めて聴いた難曲だったが印象に残る演奏だった」と。特に「髪」。
・詩の内容を味わう余裕までは無し。かなり難度の高い合唱曲と感じた。曲は①は
極めて難解だが、③は美しい旋律が印象的。
・「秘密の花」の「髪」の甘美なメロデイーに酔いました。バルト3国でも好評だった
とか、なるほど、と感じ入ります。
・「私のFBでこの演奏会のことを報告したら「大好き!」という方がお二人おられました。プロで活躍されている声楽家と、もう一人は高校のクラブの後輩、大学では
男声合唱団に所属し指揮者も務めるような人です。
男声合唱版があるとは知らなかった、女声合唱を男声用に編曲されたのでしょうか?それとも、女声合唱版をそのまま男声合唱で歌われたのでしょうか?
さすが田中先生のアイディア、との感想でした。」
・綺麗な曲でピアノの旋律も非常に美しい難曲。残念ながら歌詞がなかなか聞き取れず、
微妙な和音構成の箇所がきちんと決まっていなかったのでは?と感じました。
(2)S&G:
(自分)
・最後1ヶ月間の全曲通し練習で 全員が各曲の流れをつかんで楽しく歌えたのでは。
自分としては最後まで暗譜に苦労して、歳を感じてしまいました。
(聴衆)
・「青春時代の昔を思い出しながら懐かしく聴けた」「身体が自然に動いて、心の中で
一緒に歌っていた」等、大半の人から好評が寄せられた。
・曲そのもののせいでもあるが、他のプログラムに比してややパンチ力は薄い。
・指揮者なしで歌うって、メロディーもリズムも、皆さまの体に染みついているって
ことですよね。こういう曲、今の若い世代にもあるんでしょうか?
私たちは幸せだな~と思いました。
(3)オペラ:
(自分)
・本番は小林さんに助けられての好演。委嘱編曲の良い企画。負担も少なく楽しめた。
(聴衆)
・圧倒的な小林厚子さんへの賛辞だったが、バックコーラスの男声も好評だった。
・男声合唱とソプラノソロの組み合わせは新鮮でパンチ力あり。
最初プログラムを見たときは、「歌に生き愛に生き」だけにソロと勝手に想定して
いたが。ソロが1曲おきでもあり演奏会のテンポとして聴き易い。
・大活躍中の小林厚子さんを迎えて、なんという贅沢なステージ!マーキュリーの
人脈、すごいですね。
吉岡さんの編曲には、合唱のアカペラ部分も多く、音が下がっちゃったら小林さんが歌えなくなっちゃうと心配しましたが、杞憂でした。
・ソプラノの小林さんの声量とステージ空間の演出(表情やちょっとした動作が空気を
一変させる)にとても感動しました。
欲を言えば母音によって声と音の伸び方が少々違うなかなと感じましたが、これは
好みの問題なのかもしれません。
(4)野ばら:
(聴衆)
・最後の「野ばら」幾度、聴いても心に響きます。どういうわけでしょう、泣けて
きてしまうんですね。MGCさんのカラーにピッタリですね!おかげさまで、とても
穏やかなこころもちで帰路につくことができました。
・歌いこんでいるなと思うほど、感情が良く籠められて美しいハーモニーでした。
3. 舞台進行、衣装等について
(個人)
・3ステージとなったことで全体時間の配分も良く、演奏にもゆとりが出来 良かった。
・舞台の進行も予め周到に準備されており、実にスムーズ。
・衣装交換も最小限とされ、短い幕間に慌てることも無く 良かった。
(聴衆)・コロナ禍・悪天候もあったので、丁度2時間の終演で良かった、との声も。
4. チケット販売について
(個人)・今回の個人販売には苦労した。毎回来聴頂ける対象顧客の中からも平日夜の遠出・
コロナ禍、を理由として「残念ながら遠慮したい」 とのお断りが多数出た。
・予想された販売不振を踏まえ、チケット担当の労を惜しまぬ細かい販売戦略と状況
判断により、当初よりS席の早めの開放、交換を進められた結果、1階は満席に近い
入場者が得られ、歌い手としても満足感が得られたのでは。 ご苦労様でした。
・チケット販売収入総額はともかく、この厳しい環境下では成功したと言える。
(聴衆)・悪条件下(コロナ・悪天候)にもかかわらず観客動員能力が素晴らしい。
5. プログラム等、印刷物について
(個人)
・多少地味な色合い、記事もコロナ期間中の苦境を訴える内容が多かったが、これも
時節柄で 致し方なかったのか、との感想。
(聴衆)
・読みごたえ、たっぷりでした。コロナ禍における、団員の皆様のご苦労の様子が
良くわかり、一層、味わい深いものとなりました。
6. その他(受付、VIP対応、楽屋、舞台裏等)について
・厳しい諸環境の中、事前の練習会場環境の設定、感染対策、当日終演に到るまでの大変
なご苦労があったと思います。見事に切り盛りされた実行委員会の皆様に 大拍手!
7. 定演に向けての提言(曲目、会場、開催時期・頻度、練習その他何でも)
・3年振りにTOCで歌ってみて、改めてその音響の素晴らしさを再確認しました。
・但し今後は加齢による団員数減少・低迷も予想され、チケット販売、費用負担も大変に
なろう。若手団員の増強が必須だが、将来 会場変更を検討することが必要な時期か?
・会場がTOC以外であれば、開催時期は「炎暑の真夏、厳寒の真冬」の端境期に縛られる
必要は無いし、追い込み練習時期の厳しい体力的負担が少なくなるか。
・ステージ数は3が限度。曲目数や練習可能期間を考えれば 1年半の頻度が無理ない所。
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