パート:B2 氏名 4
第14回定期演奏会アンケート
1. ステージ構成、演奏曲目について (ご自分の感想、聴衆からの意見に分けて)
自分の感想:「秘密の花」は、難しいだけでなく男声合唱のダイナミズムを表現しづらい曲だと思います。
喉への負担も大きく、今度取り上げる場合私は、歌いません。
2. 演奏内容について(①秘密の花 ②S&G ③オペラ集 ステージごとに)
(ご自分の感想、聴衆からの意見に分けて)
自分の感想:どのステージもこれまでの練習、ゲネプロよりも出来は良かったと感じましたが、いまとなっては、
もっと暗譜出来たし、完成度も上げられただろうと感じています。
ゲネプロで実感した小林さんのソロの凄さが我々に良い意味での緊張感を与えinspireしてくれた結果だ
と思います。反省を今後に生かすための意見を下記7に纏めておきます。
聴衆からの意見:
①第1、第2ステージはよく訓練されてまとまった歌声を聴かせていただきました。3年の準備期間、Zoomでの
個人特訓の賜物でしょう。特にS&Gは、歌詞をちゃんと揃えて歌えるよう練習するのが大変だったと思います。
勝手な好みを申し上げると、デュナーミクはもう少しフォルテ側に向けて幅が広いと、また、テノール、バスの
音色(ねいろ)の違いがもう少し出ていると、嬉しかったです。
それから、「明日に架ける橋」のイントロ、オリジナルもピアノの演奏なので、編曲はそれに完全に寄せても
よかったと思います。一部違う旋律だったので「あれっ」と思ってしまい、一瞬曲の流れに没頭できませんでした。
②第3ステージがたいへん良かったです。小林厚子さんの歌声は高音が金属的にならず耳に心地よくて素晴らし
かったし、合唱団の皆さんの声の響きも、よくオーディオマニアが使う「薄皮がむけたように明瞭になった
」という感じで、それまでのステージは最終ステージに備えてセーブされてたのかしらと思うほどでした。
二階席だったので、それまでは下の方(合唱団の方)から声が響いてきたのが、このステージでは後ろのパイプ
オルガンの中ほどの高さまで合唱の響きが立ち上がっていて芯の通った歌声になっていました。
3. 舞台進行、衣装等について
①部隊進行について:
娘と彼女の友人からの感想ですが、指揮者の話は、呂律が回らず何を言いたいのか理解できなかったそうです。以下
私個人の感想になりますが5月に別の団体の演奏会でプロの司会者を起用しましたが彼の合唱の知識・経験不足から
話が冗長になり好評ではありませんでした。やはり司会進行は、合唱を知っていて滑舌が良い人がコンパクトにまとめる
のが良いと思います。次回に是非活かしてください。
これも個人的感想ですが、小林さん、東さんが永井さんをマエストロとしてリスペクトし過ぎるあまり、観客の拍手への
呼応が今一つスマートでなかったように思います。永井さんは、ホスト団体の指揮者として、レディファーストに徹して
お二人をもっと立てた方が良かったと感じています。
②衣装について:
次を提案致します。
a)シャツは、スーツ用のローカラーではなく、ハイカラーに変える。これがタキシードの正式なシャツであり
多少なりともダンディに見える上、ステージ毎のネクタイの交換が楽になりドタバタする必要がなくなる(高齢化対策)。
新しく購入が必要な方もおられるでしょうがご家族の結婚式用に購入されてその後使う機会がなくタンスに
寝かせている方も多いのではないでしょうか。
b)これに伴い、ベルトではなくサスペンダーを使う。この方が、複式呼吸は楽になります。
C)赤タイ、チーフに合わせて赤系統のベストを新調する。白のタキシードには、似合うと思います。S&Gや
Spiritualsのように多少カジュアルな曲だとベストでステージに上がるのがお似合いでしょう。数が揃えば
一着3000円台で購入可能かと思います。
4. チケット販売について
5. プログラム等、印刷物について
表紙の写真の顔のぼかしは、逆効果では?表情が判るようにした方が良かったと思います。
6. その他(受付、VIP対応、楽屋、舞台裏等)について
娘、友人情報では、かなりの観客がホワイエで我々の出待ちをしていたそうです。
ホワイエでの挨拶はかなわない点が不徹底だったのでは?
7. 今後の定演に向けての提言(曲目、会場、開催時期・頻度、練習その他何でも)
以下、全て個人的意見です。
①練習方法について:
ピッチ、テンポを揃えるには、アカペラで練習をした方が良いように思います。ピアノ伴奏は、ある程度アカペラで
仕上がってから合わせる方が、効果が高いのではないでしょうか。
次に、飽くまでB2の問題ですが、いつもベース系の弱さが指摘されます。一方で、今更声の響きを大きく
改善することは、難しいので、他のパートに先駆けて暗譜に注力すべきかと感じています。暗譜することにより
響かせることに神経を使えるということです。カルテット練習を導入すれば他パートへの効果も含めて有益だと
思います。一人ひとりの力量が上がることも期待できると思います。毎回、練習時に数小節だけでも良いので
練習曲のピッチ、テンポ、リズム等の取り辛い部分をカルテットで歌うと各人の音取りがもう少し真剣になりそうに
思います。
②演奏会の前に愛唱歌(であるはずの)「野ばら」を練習するのは、時間の無駄だと思います。毎回、発声練習と
カデンツァの後に必ず「野ばら」を一度暗譜(独語+日本語)で歌うことを習慣づけては如何でしょうか。
次に、現在のコロナ感染急拡大に伴い、長期間にわたり大人数でのリアル練習ができなくなった場合を想定して
次の通り、リアル練習とオンライン練習を組み合わせることを提案します。この場合、無線Wifiルーターを
団で購入または賃貸し、会場からの配信に使用する。但し、リアル練習が全くできない状況となった場合は、
この限りに非ずです。
a)リアル練習参加者数は、予約会場の規定に従い上限人数内で設定する。
指揮者、伴奏者と参加者の練習をオンラインで他の団員に配信しオンライン参加者は、自宅でリアル音源に
合わせて声を出す。これでハーモニー感覚を維持できます。
b)リアル練習参加者上限を超えてしまい参加できなかった団員は、次のリアル練習に優先的に参加できる。
基礎疾患があり感染拡大期のリアル練習参加が出来ない団員は、事態が収束するまで、常にオンライン練習に
参加する。
(注: 状況不確定なので詳細は、また後日別途にしたいと思います。)
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