折り紙「希望の鶴」
                           T1 角田


前回のイタリア中部演奏旅行に次いで、今回も土産の一つとして、折り紙を用意しました。(プロではないので公式土産としては若干僭越かなとも思いましたが)

今回の折り紙は、「希望の鶴」。古来「祝い鶴」として親しまれて来たものですが、7年半前の東日本大災害の折、福田元首相夫人の肝いりで、仮設住宅に住む被災者にお見舞いとして送ったことがきっかけで、今では「希望の鶴」として、被災地復興のシンボルとして親しまれるようになったようです。

本来は、おもてが金、裏が赤の金箔調の折り紙で折るのが基本のようですが、今回は友禅和紙も使ってみました。

鶴を折ること自体は、そんなに時間はかかりませんが、30センチ四方の和紙での作品となると、和紙の裁断、しわ伸ばし、折りあがった後の形崩れ止めの「芯」入れ。それにコストダウンのため、ダイソーで買ったボード・黒い厚紙を駆使しての「台座」作りに手間がかかりました。時間は十分ありましたので、15羽何とか用意することができました。

共演団体の団員用にも15センチ四方の和紙で作ったものを160羽用意しましたが、喜んでもらえたらうれしいですが。

余談ですが。

旅行中、岩谷夫人から「福田夫人の手伝いで、私もこの鶴折りました」とお聞きしました。旅行前に聞いていたらと残念です。