合唱による風土記「阿波」
・・・・言葉の意味・・・・

By  MGC B1 N 2002.05.26

*はねつるべ

撥釣瓶(はねつるべ)・釣瓶(つるべ)

柱の上に横木をわたし、その一端に石を取付け、他の一端に竿に吊るしたつるべを掛け、石の重みでつるべを跳ね上げて水を汲み上げる装置。(「広辞林」より)

http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%81%AF%E3%81%AD%E3%81%A4%E3%82%8B%E3%81%B9より転載

*たたら

足で踏んで空気を送る大型のふいご(「広辞林」より)

たたら製鉄とは日本古来の製鉄法のことを言います。われわれの祖先が営々として築き上げた日本独特の製鉄法で、千年以上の歴史をもつもののようです。

蹈鞴と書いて“たたら”と読ませていますが、“たたら”とは非常に古い言葉のです。神武(じんむ)天皇のお后になった出雲の姫;媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずのひめのみこと)のお名前に“蹈鞴”が出て来ます。出雲の国は我が国の鉄の主要な産地となる地域ですので、興味をそそられます。

蹈鞴で鉄を吹くことから、鉄を製錬する炉のことも、“たたら”というようになりました。漢字で鑪と書いてたたらと読ませます。さらに、炉全体を収める大きな家屋、すなわち高殿(たかどの)のこと、さらにはこれら全体を含めた製鉄工場も“たたら”と言うようになったようです。

参考;http://www.kajidai.com/kanemasaryuu-kodatara-seitetu.htm