- 第23回 ボランティア作業の報告
まさに忘年会のはざ間ともいえる12月15日に作業が行われた。作業場所は陸上競技場東側の直線コースに沿った周辺部。寒風にさらされるが、冬の日差しが味方だ。現場には、しぶとい笹が一面に繁茂している。低木に絡み付いている枯れたツタが荒れたイメージを増幅する。三班に分かれて「セーノ」とばかり取り掛かる。今回は学長も参加、精力的に鎌を振る。いつの間にか寒さが消えて、うっすらと汗が出る。夏の作業よりずっと楽な気がしてくる。南東部には大分県の久住高原で採取したススキとハギが植栽された。もともとそこは「緑地基本計画」でススキ草原ゾーンに指定されていた。来年の秋には、ここで月見をかねて作業後の乾杯をするのも洒落ている。作業開始二時間後、見違えるほど整備された周辺部の傍を、陸上部の学生諸君が三々五々走り始める。「我々も頑張ったので諸君も頑張れ!」とエールを送りたくなった。作業後の乾杯の会場で「ビールは冬飲んでもおいしいな」と思った。
- 10月のこの欄で 福嶋 司先生の新著書“図説 日本の植生”を紹介しましたが 福嶋先生と、この本の共著者であられる岩瀬 徹先生のお二人の出版記念トークセッションが11月24日池袋ジュンク堂で開催されました。
植樹会から関 統造、竹澤 京介、岸田夫人の3氏が出席されました。
この本は実は30年前の名著で今回出版されたのは新版ものです。
この30年間で日本の自然はかなり変化が進んだため、新しく編集し直したり、写真を入れ替えたり、18人の専門家が分筆したりして、装いをあらたにして出版され売れ行きも好評とのことです。
両先生が語り合われた概要を竹澤さんが纏めて下さったので添付します。
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- 会員加入状況
12月9日現在の会員数
1.個人会員
(内訳)
OB一般
教職員
(1)教員
(2)職員 |
329名
304名
10名
15名
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2.団体会員 |
12名 |
3.特別会員 |
3名 |
4.学生会員 |
36名 |
会員総数 |
380名 |
詳細は“役員・会員”のページをご覧下さい。
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