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2012年3月28日更新

一橋植樹会ホームページへようこそ。

私達は国立キャンパス100年の森プロジェクトを推進します。
 一橋植樹会は、一橋大学の掲げる方針・計画に沿い、キャンパスの緑化推進、環境整備・保全に必要な援助を長期継続的に行うことを目的としています。如水会員の皆さんだけでなく、教職員・学生の皆さんにも植樹会活動に参加してもらうよう呼びかけています。

卒業記念植樹

写真はクリックすると拡大します

皆で鍬入れ

銘板 “興”

一同揃って記念写真
 

3月22日(木)、曇り空から薄日の射す中、西キャンパス第1講義棟裏に卒業予定の学生約20名と植樹会からも籏野会長を始め多数のOBが集まり、山内学長臨席の下でサトザクラ(関山)が植栽されました。 

冒頭、山内学長から「昨年は東日本大震災があった直後だけに受け継がれて来たこの植樹が途切れるのでないかと危惧したが実行に移され、今年もこのように継続されて嬉しい。キャンパスの美しい大学は海外でもいい大学といわれるが、一橋を訪れる海外の大学関係者もこのすばらしいキャンパスに賛辞を惜しまない。一橋の質の評価につながってる」との挨拶がなされました。卒業生を代表して発起人の小川優貴さんからは銘板に刻まれた「興」の含意にふれて、「震災後1年を経過して被災地の復興を願う意味と、卒業してゆく自分たちが実社会に出て日本と言う国を興す力になりたいとの意味を込めました」との力強い挨拶がありました。

小川優貴さんの寄稿文はこちら

植えられたサトザクラは今年の4月下旬から5月初旬に始まり毎年花を咲かせるでしょう。 参加した学生諸君の成長と成功を祈りつつ、又このサトザクラの成長を見届けに帰って来てほしいと願います。

写真:坪谷秀樹 財務部施設課
文:佐藤征男

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●3月16日(金)今年度最後の定例作業(通算第104回)

 今年度最後の月例作業は薄日の射す下、福嶋顧問、教職員、OBに39名もの学生が駆けつけてくれて、総勢85名で行いました。

 主な作業は卒業、入学というイベントを前にキャンパス内の主だった場所の美化となりましたが、西キャフェテリア脇の空き地への芝桜植栽や、福嶋顧問の指揮の下ススキ野ゾーンの手入れもありました。

西キャンパス正門周辺北側
作業前 作業中 作業後
西キャンパス正門周辺南側
作業前 作業中 作業後

詳しくはこちら

●一橋植樹会の寄附講義実現へ
   副会長 企画・総務担当 八藤南洋(昭40経)

 1973年に一橋植樹会が誕生しました。その主な活動はキャンパスの緑化推進に必要な募金活動と苗木の植樹でした。その30年後、2003年に会は新しい姿に生まれ変わりました。即ち、主たる活動を苗木の植樹から、緑化推進と緑の環境を保全する作業活動へ転換したのです。この転換は、30年間で大きく時代が変わったこと、キャンパスの状態が荒れていたこと等が主因でしたが、特筆すべきは、先輩の母校に対する熱い思いが脈々と引き継がれ新生植樹会が生まれたものと思います。

 新生植樹会も来年は10年の節目を迎えます。このような中で、これからの植樹会のあり方を幹事会で話し合い、新生植樹会を発起された先輩の皆さんの「思い」は何であったのか、又、これ迄の作業活動に何を加えて行くべきか等話し合いました。そして今回の自然科学の講義、「緑の科学」を寄附することとなりました。先達の強い「思い」は「緑豊かなキャンパスを教材として又教育の場として活用してほしい」であり、且つ、「一橋植樹会をオール一橋の精神運動の場としてほしい」ということであると理解しました。

 講義内容を決めるにあたっては、学生、OB, 教員で何回か討議し、今回提供するテーマと内容に決定しました。

 学生が緑(自然)に関心を持ち、これを守ることの重要性を認識し、且つ自ら実践する人間になること、ひいては21世紀のリーダーに求められる地球環境を守ることを行動規範とするような人間の育成を目的とするものです。

 緑(自然)に関する諸問題の基本的理解を深めること、自然環境のしたたかさや危うさを知ること、これから向かう持続可能社会の中心的役割を担う自然エネルギーについてもまた学習します。座学を中心としますがキャンパスツアーやキャンパスの環境整備作業を実体験する等、「見て、触って、知る」フィールドワークを織り込み、緑と自然と地球とエネルギーと生命について学びます。

講義実施要綱の詳細は以下の通りです。

  1. 全学共通科目、2012年度夏学期月曜日4時限、2単位取得
  2. 講師 福嶋 司 東京農工大学名誉教授、放送大学客員教授(一橋植樹会顧問)
          関 統造 如水会事務局長(一橋植樹会理事)
          筒井 泉雄 一橋大学教授(一橋植樹会副会長)
  3. 学部・学年の指定はありません
  4. テキスト・参考文献はプリント等を当日配布

「緑の科学」講義スケジュールとその内容はこちら

●妙高町田山寮記念植樹(3月14日(水)13時半)
昭和49年に建て替えられた
山寮の現在の姿

70年間に亘って学生、教職員に愛用され続けてきた妙高町田山寮が昨年9月30日を以て閉寮となりました。 妙高町田山寮をご寄贈下さった母校のOB、町田家三代

町田豊千代氏(1890年高等商業学校(一橋大学の前身)卒業
町田實秀氏(1923年東京商科大学(一橋大学の前身)卒業、母校に残られ1962年定年退官、名誉教授)
町田秀春氏(1948年一橋大学卒業)

を記念して、大学主催による記念植樹式が山内学長、落合副学長、町田秀春氏臨席のもとに行われました。

本山寮は町田豊千代氏の御遺志により昭和16年町田實秀氏が寄贈されたもので、夏の登山、冬のスキーにと愛用されたものでしたが、建物の経年劣化と稼働率低下の為、閉寮が決まりました。

町田秀春氏より多額の寄付を頂いた大学はご意志に沿い、寄贈者を記念して西キャフェテリア脇にハナミズキを植栽すると同時に付近一帯の美化工事も行いました。

山内学長の挨拶 除幕式 町田秀春氏による鍬入れ
記念撮影 進行中の美化工事

学生時代、この妙高町田山寮を愛用されたOBの皆さまには母校に寄られた時は是非この西キャフェテリア脇のハナミズキまで足を運んで頂ければと思います。


●福嶋顧問の退官最終講義が行われました

植樹会顧問の福嶋先生は今年3月をもって東京農工大学を定年退職されることになり、退職前の3月5日(月)、先生の最終講義が公開で行われました。

「ブナとともに四十余年」と題したこの講義には約130名の聴講者が集まり、植樹会会員も約20名が参加しました。

ブナ研究の権威である福嶋先生の講義は世界のブナそして日本のブナについて映像を駆使して解り易く説明したもので、専門外の方でも理解できる内容でした。講義終了後には教え子の方から花束の贈呈がありました。

講義中の福嶋先生 花束を受けた先生
   

最終講義を終えて午後6時30分から、府中市の「ルミエール府中」内のコンベンションホール飛鳥に95名が集まり「退職記念祝賀会」が開催されました。先生にゆかりの方々の交流で話の輪が広がりました。 特に福嶋先生が全国各地から集められた優良な日本酒が会場で提供され、竹製のカップで皆おいしく頂きました。

 
福嶋先生と参加した植樹会員
 
 
●陸前高田市の“桜ライン311”プロジェクトに参加して
  (http://sakura-line311.org/

3月11日、記念植樹に向かったOB1名、学生4名の5名は当日全国から集まった多くのボランティアに混じって大津波の到達地点の凍てついた大地を掘り起し2本のサクラの苗木を植えました。 現地に着いて目にしたのは何もない茫漠たる大地で、分別された瓦礫の山は大津波の襲う直前まで日々の生活に使われた家財、衣類と生活の匂いを残す物ばかりで、軽々に「瓦礫」と言って片づけられないと痛感させられたようです。

開会式で桜ライン311
代表者 橋詰氏の挨拶
チーム一橋植樹会による植樹
元海水浴場が震災後は
新しい堤防に化け
打ち捨てられたお人形 瓦礫の山


参加した古川智子さんの体験記はこちら

本プロジェクトの植樹は昨年11月に始まり、今年に入ってからは2月に3回、3月に11日も含めて3回で、暫く間を置いて秋から再スタートになる予定です。 当日植え込まれた苗木は全部で100本程度と推察されます。 これから推しても目標とする17,000本は遥かに遠いゴールです。
これからも忘れず息の長い支援を送り続けたいものです。 

最後に、美談を一つ披露します。 植樹会の学生理事がこのプロジェクトに参加する切っ掛けとなったのは彼女の所属する認定NPO法人“難民支援協会”に対して難民達から被災地、被害者の為に協力したいとの申出が寄せられたことでした。 難民として日本に滞在、日頃は苦しい生活を余儀なくされ支援を受ける立場にありながらも、被災地の惨状を目にして、「微力でも出来ることをしたい」と申し出る彼らの温かい人間性に打たれて、難民支援協会も動きだし、この“桜ライン311”プロジェクトへの参加をきめたものでした。

●2月新規登録会員

2月もOB13名、学生1名の計14名にご入会頂きました。 ご支援有難うございます。 今後とも宜しくお願い致します。会員の詳細はこちら

なお、入会に関しましては、会員登録はこちらをクリックしていただき、必要事項記入の上、支払方法「如水会DCカード口座よりの自動引落し」を選択し、「登録」ボタンを押していただければ、すぐに会員として登録されます。

 
 
作業
▲今後の作業予定
悪天候で作業が出来ない場合でも、催し物を企画し、交流会も実施します。時間通りお集まりください。
 
(平成24年度上半期)
  • 4月13日(金)13:30職員集会所集合
    14:00 作業開始 山菜天婦羅を楽しむ
  • 5月18日(金)13:30職員集会所集合
    KODA祭準備の特別清掃日は未定に付き、決定次第掲載
  • 6月15日(金)13:30職員集会所集合
  • 7月20日(金)13:30職員集会所集合
  • 8月      お休み
  • 9月21日(金)13:30職員集会所集合
    ススキ野ゾーンで月見の宴
 

3月16日(金)月例作業の様子

 
実施作業一覧へ≫

作業参加申込
一橋植樹会では活動に賛同し,会員と して年会費で支援していただける方、 作業に参加して下さるボランティアの方を募集しています。
入会に関する質問にお答えしますので
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キャンパスの四季
今月のテーマは
「梅は咲いたが」です

前月号で梅の開花が遅れていることをお伝えしました。3月16日の作業日には西キャンパス一番目立つ白梅がほぼ満開になっていました。よかったと思ったのですが、その白梅には見慣れぬ茶色い柱のようなものが数本立っています。いったい、どうしたのでしょうか。

写真・ 文:佐藤征男



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