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2014年12月29日更新

一橋植樹会ホームページへようこそ。

私達は国立キャンパス100年の森プロジェクトを推進します。
 一橋植樹会は、一橋大学の掲げる方針・計画に沿い、キャンパスの緑化推進、環境整備・保全に必要な援助を長期継続的に行うことを目的としています。如水会員の皆さんだけでなく、教職員・学生の皆さんにも植樹会活動に参加してもらうよう呼びかけています。

―2014年を振り返ってー

会長 八藤 南洋(昭40経)

※写真はクリックすると拡大します

 厳しい寒さの中、今年の最後の作業を無事終えることが出来ました。定例の交流会で学生幹事の準備した暖かい鍋料理を頂き「今年も無事に終えることが出来てよかったー」と安堵の胸を撫で下ろしました。今年の植樹会活動を振り返りつつ、キャンパスを出て大学通りに向かいました。

 ついこの前までは鮮やかな黄葉に彩られたイチョウが全く姿を変え、クリスマスのイルミネーションで飾られ輝いています。この大学通りのイチョウは85年前のキャンパスの国立移転後に先輩の方々が植えたイチョウです。時の流れに深い感慨を覚えました。
 
 私達の活動の核心である作業でずっと無事故を続けています。作業参加者のルールの遵守と安全に対する強い意識のお蔭だと思っております。先ずは関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

 昨年は天候に恵まれず、雨により5回も作業を中止せざるをえませんでした。 今年は2月に東京が大雪に見舞われ、「今年もか?」と先が思いやられたのですが、3月以降は好天に恵まれ12回の作業を実施することが出来ました。 10月には定例作業を休日に実施しました。休日作業参加者も年々増加しています。雑木林復元第2弾としてマーキュリータワー東側に7本のシラカシ、サクラ、コナラ、イロハモミジ等を増植し、昨年植えた木と合わせて19本からなる小さな雑木林が造られました。5年先10年先が楽しみです。

 キャンパスのシンボルであるアカマツは2月の雪害で倒木や枝折れ等多くの被害を受けました。一方で松枯れが止むことなく続いています。防除処理をすれどもマツノザイセンチュウ病の伝播は止まらず増え続けています。老齢化により抵抗力が弱くなっていることも一因と言われています。「松風」を残すことが出来るのか?解決策は見つからず課題は来年へ持ち越しです。

 キャンパスのサクラは今年も美しい花を見せてくれましたが、こちらも老齢化が進んでいます。植樹会の寄付講義「緑の科学」は夏学期4〜7月の15コマの授業です。「緑(自然)を見て、触って、学ぶ」ためにフィールドワークを増やし、今年は、福嶋先生の指導のもと学生によるサクラの健康調査を実施しました。サクラに生えたキノコ、ヒコバエ、胴吹きなど普段気付かない現象に触れこれらが老齢により脆弱化が進んだものだと学びました。
又、11月には幹事会メンバーによる学外研修で多摩自然科学園のサクラ保存林を訪れ福嶋先生のガイドでサクラの勉強もしました。

 今年はサクラとマツで1年を終えたと言うのが私の印象です。

 他の活動を粛々と実行しています。
周年会における入部勧誘活動は周年会の増加に伴い活発化しており入会人数も増加しております。幹事全員で協力して、をモットーに進めています。

会員とのコミュニケーションツールとしての出版物は「一橋植樹会の歩み」は改訂版を発行、「緑の30景」は内容を一新して来年3月末には刊行予定です。

キャンパスの緑地計画のレビューは既に2年経っているが、残った大径木測定を終了、いよいよ最終段階に入っています。

課題も沢山ありますが、ゆっくりだがしっかりと前に進んでいる、と思いつつ 家路につきました。                            

以上
(2014/12/21)

学長と卒業記念植樹鍬入れ(3月) 総会での八藤会長挨拶(5月)
<学長と卒業記念植樹鍬入れ(3月)>  <総会での八藤会長挨拶(5月)> 
休日作業での植樹の1コマ(10月)
<休日作業での植樹の1コマ(10月)> 



【トピックス】
 冬でも草花の彩りを


 西キャンパスの正門前に9基のプランターに紫と白のアリッサムが交互に並んでいます。本格的冬を迎えて、キャンパスではプランターに植えられた草花が大学を訪れる人たちに「温もり」を与えています。

西キャンパス正門前
<西キャンパス正門前> 

 西キャンパスの法人本部棟と本館の間の通路を歩くとプランター7基に赤、白、ピンクのプリムラ・ポリアンサが目に入ります。枯れ草色が目立つ冬のキャンパスだから目立ちます。 冬のキャンパスではタチカンツバキやヤブツバキが紅い花を咲かせていますが、移動させるわけにはいきません。その点、草花はポットをプランターに集めれば、効果的な場所に置けます。

目立つプリムラ・ポリアンサ
<目立つプリムラ・ポリアンサ>

 中央庭園には樹木の切り株風の丸太型プランターの車止めが2基あります。そこにミニシクラメンが咲いていました。さりげない心配りを感じさせます

車止めにミニシクラメン
<車止めにミニシクラメン>

 生協前プランター12基に赤、ピンク、白のストックが咲いていました。プランターにどんな草花を植えるかが難しい。施設課では寒さにめげないような草花を当然ながら選択しています。ストックは霜や雪にそれほど強いとは思えませんが、是非、次の植え替え時期まで咲き続けてほしいと思います。

冬に美しく咲くストック
<冬に美しく咲くストック>

 

施設課では今後の植替えを1月下旬と3月下旬の2回を予定しているそうです。



写真・文:佐藤征男

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●12月19日(金)第139回定例作業

今月の定例作業日も先月に続き絶好の好天に恵まれました。
今回の作業参加者は、OB52名、学生50名、教職員3名の合計105名でした。
作業としては、第1ススキのゾーン(陸上競技場東側奥)と第2ススキのゾーン(空手道場前)、 それに翌月1月23日に予定されている「卒業記念植樹」の予定場所の3か所で行われました。
晴天とは言え12月の寒さの中ですので、参加者は体調に気を付けながら作業に勤しみました。

第1ススキのゾーンでの作業風景 第2のススキのゾーンでの作業
<第1ススキのゾーンでの作業風景> <第2のススキのゾーンでの作業> 
西プラザ前面広場はこんなにきれいになりました。 1月の「卒業記念植樹」に備える整備
<西プラザ前面広場はこんなにきれいになりました> <1月の「卒業記念植樹」に備える整備> 

詳しくはこちら


◆学生企画鍋パーティ(定例作業後の交流会)

 今月の交流会では、恒例の「学生企画」による料理が振る舞われました。  事前に周到な準備を重ね、予行演習(試食会=後掲)まで行って当日に臨みました。鍋といっても定番の和風鍋 ではなく、「カマンベール・ミルフィーユ鍋」ということで、国立産の野菜(白菜と人参)にベーコンとカマンベール チーズを加え、チキンコンソメスープで仕上げた洋風の鍋料理です。 慣れない手つきで下準備する男子学生も 見られましたが、10数人もの学生が団結して調理に挑み、結果は大成功。中々の味だと大好評でした。近頃の若者は インターネット検索でレシピを入手し、かなりの料理ができるようになっているとのことでした。

学生理事総出で調理に挑む。 このように食材を鍋に敷いていきます。
<学生理事総出で調理に挑む> <このように食材を鍋に敷いていきます> 
洋風鍋パーティは大好評
<洋風鍋パーティは大好評>


◆キャンパスで夏みかんと"ぼんたん"を収穫

 同じ定例作業日に数人が別働隊となって、毎年恒例になっている「キャンパス内での夏みかん、ぼんたんの収穫」を 行いました。
経済研究所南側と職員用テニスコート付近の2か所で実施しましたが、今年は意外に不作の年で、 今回は残念ながら50個ほどしか採れませんでした。(豊作の昨年は800個採れました。) 不作の年は、少ない果実が陽の当たる樹木の上部に集中するために作業も大変でしたが、幸い事故もなく写真のような "成果"が得られました。

このように樹の上部に果実がなっています。 足場をしっかりして。
<このように樹の上部に果実がなっています。> <足場をしっかりして。> 
今回の”成果”
<今回の”成果”> 


●卒業生による記念植樹のお知らせ

昨年3月に行われていた学生による「卒業記念植樹」を、今回は1月に実施することになりました。3月は春休みのために 学生が参加しにくい環境にあることから今回早めたものです。卒業予定の学生には是非参加していただきたくお知らせします。 なお、当日は植樹会の定例作業日ですので、午後に行われる作業や交流会に引き続き参加していただければと思います。

日時: 1月23日(金)12:20〜12:50
場所: 西キャンパス第2講義棟南(予定)
参加費: 1口500円
責任者: 久野真由美 社会学部4年
連絡先 電話:090-6581-8728
Mail: 4111073a@g.hit-u.ac.j

今回の卒業記念植樹をリーダーとして企画している久野真由美さん(社4年)から寄稿文をいただきました。 卒業を控えて思い出深い4年間の学生生活を振り返り、とりわけ母校の美しいキャンパスに魅力を感じて植樹会の ボランティア活動に参加しようと考えるに至ったことや、その思いを込めた「卒業記念植樹」の意義などについて 書いて下さいました。

詳しくはこちら

●周年会活動での会員勧誘について

 植樹会では、より充実した活動を通じて母校の美しいキャンパスを維持していくことを目指し、機会ある毎に会員の 勧誘活動を行っています。特に、各学年の同期会(周年大会)の際には、多くのOBが参加するため、会場入り口付近に 植樹会コーナーを設け、本会の運営趣旨、活動などを紹介しながら、キャンパスの環境保全への参加を呼びかけています。 とりわけ本年度のこれらの勧誘活動に積極的に参加された河村進理事(昭49経)から「周年大会と植樹会」と題して、 寄稿文をいただきました。

<平成11年入学15周年記念会での勧誘活動>

詳しくはこちら

●学生理事の植樹会への積極参加

 三位一体で活動する植樹会の学生を代表するのが20名近くに及ぶ学生理事で、組織上は学生班に所属し、学生班担当の 幹事のリードの下で学生の入会勧誘、作業参加促進、交流会活性化、KODAIRA祭/一橋祭への参加、学生会員の名簿管理等 の役割を担っています。植樹会の意思決定機関である幹事会にも4人の学生理事が出席し、報告、意見具申します。
その事前準備の為、学生理事は毎月幹事会の1週間前に打合せ会をもつことになっており、今日(12月12日)は その打合せ会。 幹事から近況報告を受け、意見交換を終えた後は、翌週の定例作業後の交流会で学生理事達が用意する 鍋料理の試食会になりました。
創作料理は味噌仕立てを含めて2種類。男子学生が手際よく野菜を切れば、加える調味料の量に付いても明確な指示が飛び、 女子学生も顔負けでした。
日頃、交流会の準備でご尽力願っている岸田夫人にもお伺いを立てたようで入念に準備したようで肝心の味の方も満足の 行く出来栄えでした。

翌週の本番に備え鍋料理の予行演習 上手く出来たかな?
<翌週の本番に備え鍋料理の予行演習> <上手く出来たかな?> 

●学生コーナー

今月は、学生理事4年の城和世人さんからいただいたエッセイをご紹介します。
今年も気が付くともう年末ですね。城さんも「あっという間に学生生活も3年を終えようとしている自分」に気づき、 若者らしい"漠然とした不安と希望"を吐露してくれました。

寄稿文はこちら



●植樹会へのご寄附

11月に次の方からご寄附をいただきました。まことに有難うございました。
植樹会活動に活用していきます。

野村 佑吾様(昭31商)
小塚埜武寿様(昭41商)

●11月新規登録会員

11月は27名の方にご入会いただきました。ご支援有難うございます。

今後とも宜しくお願い致します。



新規会員の詳細はこちら

尚、入会に関しましては、会員登録はこちらをクリックしていただき、必要事項記入の上、支払方法「如水会DCカード口座よりの自動引落し」を選択し、「登録」ボタンを押していただければ、すぐに会員として登録されます。

作業
▲今後の作業予定
悪天候で作業ができない場合でも、催し物を企画し、交流会も実施します。時間通りお集まりください。
なお、3時限受講の学生は14:35集合です。
 
  (平成27年下半期)
  • 01月23日(金)
     13:30職員集会所集合 
  • 02月20日(金)
     同上
  • 03月13日(金)
     同上
 
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今月のテーマは
「初冬から早春」です
初冬に国立駅で見た富士山

国立で、富士山がクリアーに眺望できる冬の季節がやってきました。12月から3月まで、キャンパスは静寂感が漂います。それでも時に雪に覆われながらも花々が密かに咲いています。
冬のやわらかな日差しのなか、輝くように咲く花々が桜の季節へと咲き繋ぎます。 冬のキャンパスの佇まいを見てみましょう。

写真・文:佐藤征男

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