Taiwan

Traveling Period: Feb 23-28, 2003
Traveller: KOKETSU Yusuke


General Information
船旅
台湾元を手に入れろ!
高雄(KAOHSIUNG)
台北(TAIPEI)

General Information

正式国名 中華民国(Republic of China)
国土面積 35,563平方km
首都 台北
総人口 2187万人
言語 中国語(北京語,台湾語,客家語),先住民族語,日本語
通貨単位 台湾元(NT$,New Taiwan Dollar)
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国番号 886
パスポート残存期間 6ヶ月+滞在日数以上(ノービザの場合)
ビザ 出国用航空券or乗船券があれば不要
電圧 110V
周波数 60Hz
電源プラグ A/C/O

中華民国交通部観光局
台北駐日経済文化代表処←要は台湾大使館みたいな役割
有村産業←台湾行きフェリー会社


船旅

今回、台湾へは沖縄石垣島から台湾第二の都市高雄に一泊二日の船旅で行くことにした。
せっかく石垣島にきたのだからということで、石垣島・西表島の周遊を楽しんだあと、フェリーターミナルに向かい、乗船した。石垣島の出国手続きはおもしろく、船の中で出国審査が行われる。大阪港はちゃんとターミナルで行われることを考えると、沖縄らしくていいなあと感じる。そのあと少ししてから、午後三時ごろに船が動き出した。八重山諸島の透き通った絵に描いたような海のなかを船が進んでいく。とても気持ちいい。とはいえ、外は寒いので船の中に戻った。船の中はまるでホテルのようで、船員のかたがたもとても親切だ。

ただ、船の中はとても暇!!飛行機のようにがんじがらめということはないが、長時間何をしようか考えるものの、やっぱり本を読むしかない!そんなこんなでひまをつぶして夕食をすまし、シャワーを浴びて空を眺めたがあいにくの曇り空。ちょっと残念。
そうしているうちに寝てしまい、朝になるともう高雄港に着いている。
「ビルばっかりだあ!」と大都市にきたことを実感。もう海は普通の青である。
早朝に入国手続きを船内で済ませ、ボートに乗り継ぎ、税関を通り、高雄の街に出た。
ps.そういえば、船の中のビール(オリオンビール)が120円だったのには驚いた。
※この後、台北から香港に飛行機で出国しました。


台湾元を手に入れろ!

そんなこんなで高雄の街に出たのだが、なにしろ今日は日曜日で、しかもキャッシュカードを忘れてしまった。日本円しかもってない!現地通貨が無いのでタクシーにも乗れないし、飴玉ひとつすら買えない。
同じ船に乗っていた旅行者も、港で両替できるだろうとたかをくくっていたがそれが間違いだった。

結局みんなで必死で両替できそうな場所を歩き回ったがなかなか見つからない。結局、みんなでタクシーで移動して大きなホテルに向かい、円を両替したのだが、二時間近くかかった。
結構な冒険だったので逆に面白かった。また、その間にいろいろと台湾の方々の温かい心に接する
ことができ、すごく感動した。


高雄(KAOHSIUNG)

台湾第二の都市だけあって、さすがに大きい!ここには一泊(500NT$←シングルで結構快適!)しただけだったのであまり書けないが、歴史博物館や駅前のショッピング街を歩いて店の中をのぞいたりして時間をつぶした。さすが台湾!と思ったのは、日本語がたまに通じること。
50代以上の方々は普通に日本語で話し掛けてくるし、加えてたまにお姉さんも日本語で話し掛けてくるのにもびっくりさせられる。

ついでに台湾の中での日本ブームについて書くと、やはりすごいものがあると思う。
CD屋ではJ-POP専用の棚が店の数分の一を占めているし、「哈日族」と呼ばれる日本好きの人たち向けの店がたくさんあるし、日本語教育熱も英語ほどではないが、やはり高い。こうした理由からも、日本人にとっては居心地のいい外国であると思った。


台北(TAIPEI)

ここは、日本人なら誰でも知っている台湾の主都だ。高雄から電車で5時間と少しで来れてしまう。
高雄がほぼ南端のほうにある都市であることを考えると、台湾の小ささを感じずにはいられない。
台北は、台湾の中でも飛びぬけて面白い都市であったと思う。4日ぐらい居た気がする。

歴史的な建物・博物館はいろいろあるが、この街でのおすすめは「士林」である!
夜になると夜市が活気付き、臭豆腐などのさまざまな出店が出たり、安い服飾品やCD屋が争うように大きな声で商売をはじめる。中国のようなアウトローな激しさは無いが、日本人が見て「すごい!」と思えるものがたくさんある。また、ここは昼に訪れてもそれなりに楽しめる。歩いてる人たちはかなりセンスがいいし、美容室に入っても、普通に身の回りで見る美容室よりはるかにシャレたつくりになっている。
もう一つ「華西街観光夜市」が有名だが、ここはスッポンとかヘビの漬けたやつとか怪しいものがたくさん売られていて、少し不気味だった。

台北ではドミ(250NT$)に泊まり、夕方ぐらいにみんなで台湾ビールを飲むことになった。
10人ぐらいで「かんぱーい!」と飲み始めたら、普通の缶ビールなのに三分の一飲んだぐらいで真っ先にもう飲めなくなってしまった。やっぱり、日本人だから弱いとかそういう問題でもなく、ただ僕が酒に弱すぎるだけなんだなあと実感してしまった。
台湾ビールはおいしいです!お試しあれ!