Argentine

Traveller:S.A


General Information
アルゼンチン旅行記

General Information

正式国名 Argentine Republic
国土面積 279万平方km
首都 ブエノスアイレス
総人口 約3600万人(2001年)
人種 欧州系(スペイン,イタリア)97%
先住民系,その他3%
公用語 スペイン語
宗教 カトリック(92%)
通貨単位 ペソ(ARS)
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国番号 54
パスポート残存期間 帰国時まで有効なもの
ビザ 3ヶ月以内の滞在は不要
電圧 220V
周波数 50Hz
電源プラグ BF/C/O/SE

在日アルゼンチン大使館
ARGENTINA TURISMO ←アルゼンチン政府観光局公式サイト


アルゼンチン旅行記(Written by S.A)

アルゼンチンの町並みはヨーロッパによく似ている。カフェの感じなんかもヨーロッパ的である。南米では珍しく、まともなコーヒーにありつける確率が非常に高い。シーズン中なら、サッカーが好きな人はかなり楽しめるらしい。きちんとしたオペラも見れる。ヨーロッパ以外でちゃんとしたオペラが見れる国なんて、アメリカとアルゼンチンくらいじゃないかな?日本は高すぎるので話にならない。俺は別にオペラに詳しいわけじゃないんだけど、ウィーンのシュッターツオパーで小澤征爾が指揮したって、一番安い席は3ユーロくらいなのに、日本では5000円で見られるオペラなんてあまりない(多分)んだから、見る気になれない。

だったらヨーロッパに行けばいいや、と思う人もいるでしょう。まぁ、その通りなんだけど、アルゼンチンならそこからペルーやボリビアまで足をのばすことができるわけだから、それはそれでいいわけです。そして何よりも、物価が安い。もちろんこれは今だけの特別プライスで、旅行者としては経済危機に感謝しないわけにはいかないわけです。これを読んだ人はできるだけ早くアルゼンチンに行きましょう。

さて、アルゼンチンについての包括的・総合的、あるいは客観的な情報を提供するつもりはあまりない。そんなことできるはずがない。だからあえてものすごく個人的、主観的、限定的なことを書こうと思います。
アルゼンチンで食べ物と言えば、やっぱり牛肉ということになりがちですが、別にこれといってうまいわけでもない。そこで俺としては羊肉をおすすめしたい。ブエノスアイレスあたりではあまり羊を食べる人もいないようだけど、パタゴニアまで行くと、もう牛肉より羊肉なのです。そしてパタゴニアの羊肉はくさみがほとんどなく、とてもやわらかいので、いくらでも食べられます。牛肉だったら200gも食べればもうお腹いっぱいということになるけれど、俺は最高で600gの羊肉を一度に食べました。米とサラダとトマトスープ付き。なかなかすごいでしょ?そうでもないのかな?それに物価が安いこともあって、買ってきて自分で料理すれば、それだけ食べてもまぁ200円くらいです。パタゴニアは野菜が高く、種類も少ないけれど、羊肉が安いからあまり気にならない。

俺がアルゼンチンに行ったのは、ちょうどクリスマスのころで、そのおかげでひどい目にあった。日本ではクリスマス前なんて旅行向きの時期ではないし、ローシーズンということになっているけれど、アルゼンチンでは一番旅行者が増える時期で、航空券は高いし、バスの予約は取れない。おかげで何度もルートを変更することになってしまった。特にパタゴニアに行く人は、年末は避けた方がいいです。お金があれば飛行機に乗ればいいわけだけど、それができない人はバスの予約が2週間後までいっぱい、という信じられないことも起こります。気をつけましょう。