<チェーン・ギア>
チェーンが外れた
他の人の自転車を見て、正しくはめる。外れたままでこいではいけない。
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A.前ギアで外側に外れた場合[画像]
1.前3にする
2.下からチェーンを歯車にかける[画像]
3.漕ぐ方と逆にペダルをまわす。[画像]
4.ディレイラーに干渉したら、逆に漕ぐほうに回してみる[画像]
5.前ギアのストローク調整が狂っている恐れがある。こちら

B.前が内側に外れた場合[画像]
1.前1にする。
2.下半分にチェーンをかけペダルを逆に回す[画像]
3.完成の図[画像]
4.前ギアのストローク調整が狂っている恐れがある。こちら

C.後ろギアが外れた
1.丁寧に手で外す
2.コツは上側からチェーンを手繰り寄せる事


チェーンの注油

A.注油のタイミング
1.漕いだときにキュラキュラと鳴る
2.雨の日の後
3.変速がうまくいかなくなった
4.チェーン表面が粉っぽい[画像]
5.てゆーか錆びてる

B.注油方法
1.チェーンオイルは内側に差します。他の部分に付かないようにタオル等を添えて行いましょう。[画像]
2.塗りすぎると汚れます


前ギアの不調
調整法方法は主に(1)変速機本体の取り付け角度、(2)シフトワイヤーの張り、(3)ストローク調整の三つです。症状によってどこを直すのか違ってきます。

A.チェーンが当たってカラカラ鳴る
1.前3後1や前1後8みたいなギアにしてませんか?
2.(1)へ。
3,(3)へ。

B.一番軽いギアに入ったまま動かない
1.ワイヤーがどこかで外れてませんか?手元から辿ってみましょう
3.ワイヤーが極端に緩くないですか?張り直しです→(2)

C.重いギアに中々入らない
1.変速が下手かも。重くするレバーをずっと押し続けてみて。
2.ワイヤーが緩んでませんか→(1)

D.軽いギアに入らない
1.整備直後や買いたての場合はワイヤーが張りすぎかもしれません→(2)
2.ストローク調整を行います→(3)

E.チェーンがよく外れる
1.ストローク調整です→(3)

(1)変速機本体の取り付け角度
前ディレイラーはチェーンを囲むプレートの部分[画像]がチェーンを直接横に弾くことで変速を行っています。非常に原始的なので、ディレイラーが自転車に対して平行に取り付けられているかが非常に重要です。
1.前ギアを1番ギアに落とします。
2ギア取り付け部分のネジを緩めます[画像]
3.ディレイラーの高さを調整します[画像]
4ディレイラーが本体と平行になるようにします[画像]
5.最後に取り付け部分のネジを確実にしめます。

(2)シフトワイヤーの張り
手元から延びたワイヤーが前ギアを引っ張って動かすことにより変速をしています。ワイヤーの張りが強ければ重いギアに、弱ければ軽いギアの方向にに動く仕組みです。買ったばかりの自転車はワイヤーが少し伸びるので重いギアに入りにくくなったりします。
1.前2後1のギアにします。
2.ハンドルに付いているアジャスター[画像]で調整を行います。アジャスターを回して、ディレイラーの内側のガイドプレートが、チェーンにギリギリで当たらない位置にセットします[画像]
3.前2後8のギアにします。
4.ハンドルに付いているアジャスターで調整を行います。アジャスターを回して、ディレイラーの外側のガイドプレートが、チェーンにギリギリで当たらない位置にセットします[画像]


(3)ストローク調整
カチってやった時にディレイラーがどれだけ横に動くのかを+ドライバで調整するのがストローク調整です。動きが少ないと変速しませんし、動きすぎるとチェーンが外れます。
1.前ギアに+ネジが二つ並んでついています[画像].いずれの場合もネジを締めれば動く幅が小さくなります
2.Hと書いてあるほうのネジで二番ギアから三番ギアに入れたときの動く幅の調整を行います[画像]。3×8にしたときにチェーンとディレイラーの幅が0.5mm以内になるようにセットします[画像]
3.何も書いていない方のネジで二番ギアから一番ギアに入れたときの動く幅の調整を行います[画像]1×1にしたときにチェーンとディレイラーの幅が0.5mm以内になるようにセットします[画像]
4.うまくいかない場合はディレイラーの取り付け位置のやり直しです。


後ろギアの不調
ワイヤーの張り具体の調整:(1)インデックス調整、(2)ストローク調整を行います。

A.一番重いギアに入ったまま動かない
1.ワイヤーがどこかで外れてませんか?手元から辿ってみましょう
2.ワイヤーが極端に緩くないですか?張り直しです。

B.軽いギアに中々行かない
1.ワイヤーが緩んでます。→(1)

C.走行中にカリカリとリアディレイラーのあたりから音がする
1.インデックス調整です→(1)

D.チェーンがよく外れる
1.前3後1や前1後8みたいなギアにしてませんか?
2.ストローク調整→(2)を行います

(1)インデックス調整
手元から延びたワイヤーがリアディレイラーを引っ張って動かすことにより変速をしています。ワイヤーの張りが強ければ軽いギアに、弱ければ重いギアの方向にに動く仕組みです。買ったばかりの自転車はワイヤーが少し伸びるので軽いギアに入りにくくなったりします。
1.アジャスターはフロントディレイラーと同じようにハンドル側と、リアディレイラー側の2カ所にある。リアディレイラー側のアジャスターで調整する[画像]
2.時計回りに回せば緩み、反時計回りで張る。動かしたいギアの方に回す、と覚えればよい。
3.前2後8に入れ、ペダルを回して、カチャカチャと音鳴りしないかチェックする。
4.音鳴りがしなくなったら、後2にしてペダルを回す
5.これで2番目のギアにスムーズに変わればOK。うまく変わらなかったり、音鳴りがしているようなら、アジャスターを1/4回転ずつ回して様子を見る
6.同様に1段ずつ大きい方のギアに変えていき、音鳴りがしていたら、アジャスターを1/4回転ずつ回して、スムーズに変速するポイントを探す。
7.こうしてローギアまで調整していくと、すべてのギアで音鳴りがしなくなるよう設計されている。

(2)ストローク調整
カチってやった時にディレイラーがどれだけ横に動くのかを+ドライバで調整するのがストローク調整です。動きが少ないと変速しませんし、動きすぎるとチェーンが外れます。
1.リアディレイラーのストローク調整ボルト上が[HIGH]でトップ(外)側、下が[LOW]でロー(内)側の振り幅を調整する[画像]
2.プラスドライバーを右(時計回り)に回し込むと、ストロークは狭くなる

やってみないと上達しません。誰だって最初は初心者です・・・・・・


チェーンが切れた
速攻でメーリスで助けを求めましょう。修理できなければ輪行する羽目になるのでプランナーへの報告も。