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第1回平成卒業生の集いの様子
/講師:吹野博志先輩(昭和40年経済卒)

日時: 平成16年(2004年)2月18日水曜日19:00〜
場所: 如水会館 スターホール
テーマ: 『デル・ジャパン会長来る!
〜これからのキャリアディベロップメント〜』
講師: 吹野博志先輩(当時デルコンピューター会長/現在株式会社吹野コンサルティング社長。昭和40年経済卒)。
ご参考:平成15年11月8日の吹野先輩の講演-一橋大学移動講座 基調講演「グローバリゼーションと21世紀型企業」-→こちらからまたは如水会報2004年2月号
講演会

冒頭に辻巻孝先輩(S34卒)より平成卒業のOBに対しての期待と激励の言葉が。
Josui HEISEI

吹野博志先輩の講演: 若手会員に対して吹野先輩(当時デルコンピューター会長)がベンチャー立ち上げまでの個人的なエピソードや経験に基づくアドバイスをお話しいただきました。

Josui HEISEI

6pointsが大事!
1.自分がどいういう人生を送りたいのか?
2.コトバの力を知り活用する(英語も大きな武器)
3.ヒューマンネットワークを大事に
4.大きな歴史観・大局観を養い、流れに乗る
5.健康・・ノンスモーク、ノンアルコール、早寝早起き、体力づくり
6.好奇心・情熱 burnig ambition


「とにかくアメリカで仕事をしたい、という一本筋のようなものをもって、一橋大学を選び、また仕事を選んできた。実は、キャリアディベロップメントというコトバはあまり好きではないが、今の自分があるのは、自分の好奇心のおもむくまま、流れにも乗り、チャレンジを続けてきた結果です。今後も新しいチャレンジをしたい。[What's NEXT?]と常に自分に問いかけ、人生を楽しんでいます」

1.修行時代
2. 企業内ベンチャーの企画実践
3. マネジメントの勉強と実践
4. コンピューター業界/ベンチャーから大企業への躍進
の四つの”歴史区分”に分け、
最初に入社された日本電子USA法人で海外営業の仕事を勝ち取るまでの経緯、マイケル=デルとの出会い、デル日本法人会長に至るまでの個人的な経験・体験を語られました。


会場から活発な質問が Josui HEISEI
Q1.今後のキャリア形成においてIT リテラシーの持つ意味とその重要性について? (事前質問) A.グローバリゼーションのスピードが加速している。それについていくための必須条件でしょう。
Q2.外資系企業でのプレッシャーと健康管理について。(事前質問) A.ビジネスに体力は絶対条件。米国の経営者の健康に対する気配りは見習うべきものがある。社会の役に立っているんだ・マーケットに受け入れられているんだ、という自信がプレッシャーをはねのけてくれますね。
Q3.海外勤務にあたって家族の反対などは?(H6卒 隈田原盛淳氏) A.子供がおおきくなってからの海外勤務にはあまり自分自身気が進まなかったが、幸い、妻が素晴らしい女性なので大丈夫でした。
Q4.知識をビジネスの実践でどう生かしてこられましたか?またMBAについては?(H8卒 花谷昌弘氏) A.僕の場合は後追い方式で、ビジネスの実践の場で必要を感じたらその都度勉強をしました。英語についても同じで、海外で営業をするときも想定問答集を自作して覚えましたよ。新規事業をするには幅広い知識が必要で、経営、会計、財務について勉強したし、中小企業診断士の資格なども取りましたね。MBAについては、グローバルな交友関係ができるという意味で、とらないよりはとったほうがいいでしょうね。資格をとったからビジネス上どうこう、というのは別問題で、デル社内でもひとの資格や学歴などはお互い知らないし、とりたてて重要視するような風潮もありませんし。
Q5.好奇心・モチベーションをどう維持されていらっしゃるのでしょうか?(H8卒 杉田統氏) A.維持とか、そういう問題ではないですねぇ!幅広い人脈のおかげで好奇心もモチベーションも湧きっぱなしで困るくらいである!あえていうなら、今まで大切に築いてきたヒューマンネットワークが好奇心の源泉かな。
Q6.現職の延長上に、実は本当に実現したいことをお持ちなのではないでしょうか?(H9卒 小林哲郎氏) A.日本固有の文化など日本のよさ・素質をもっと世界にアピールしたい。残念ながら、現時点では、元気のない日本ではあるが、21世紀はまちがいなくアジアの時代、今、最も日本が元気を出すべきタイミングです。We vitalize JAPAN!! に寄与したい。これが僕の [ What's NEXT? ] かな。
懇親会     如水会館 宮岡 総支配人より「平成卒業生のための如水会館の歩き方」講座
如水会館は、お祝いごとや接待で是非利用してください。1階のジュピターでは本格的なフランス料理を楽しめますし、マーキュリーはランチだけでなく、打ち合わせの場所としても利用できます。同窓会などで使える3階の40畳の和室”武蔵野”会員専用の14階”一橋クラブ”や”香邨の間”などは一橋の団結力をより高めるために活用して下さい。これから結婚するひとは結婚式は如水会館で一橋卒業生らしく。
 Josui HEISEI
チャペル「ペガサス」で"結婚式@如水会館"はいかが?
  Josui HEISEI
久しぶりに会う卒業生同志、初めて会う同窓生。普段なかなか接点のない如水会の諸先輩方。スピーチをしてくださった吹野先輩と。名刺交換から近況報告へと、会話がはずむ。閉会後も、有志20数名で14階の一橋クラブでへおおいに語りあう。  
この会について、山本千里前事務局長(当時事務局長S31)のコメントが、『如水会報平成16年4月号No.888』p107に記載されています。