Nippon Dayは、
Sweden Dayと同様にMOSプロジェクトのメイン活動の一つとして、MOSとExchangeJapan共同で毎年開催しています。
ストックホルム商科大学で開かれ、内容は日本の伝統文化紹介、食品紹介から日本のビジネスに関するプレゼンテーションまで多岐に渡ります。
Nippon Day '06 開催実績
- プレゼンテーション -
Breakfast Lecture

スウェーデン人起業家のヨハン・ワルバック氏によるプレゼンテーションによってNippon Dayは幕を開けた。
ワルバック氏は、自分がシングルであることを示す指輪「
シンゲルリンゲン」を発案し、日本市場でも大きな成功をおさめている。
ワルバック氏はこれまでにも数々のビジネスをグローバルなマーケットで起こしてきた実績がある。
会場では未来のビジネスリーダー、起業家のストックホルム商科大学の学生を中心に熱心に耳を傾ける姿が見られた。
Lunch Lecture

スウェーデンの国会議員のSusanne Gaje氏によって、日本の社会に関するプレゼンテーションが行われた。
特に、日本人のワーキングスタイルや女性の権利などについて、ここ30年間の変遷をお話頂いた。
彼女自身が日本での在住経験があり、当時のリアルな状況なども取り混ぜたお話も聞くことができた。
スウェーデンとは多分に異なる日本社会への関心を参加者は高めたようである。
- TOKYOブース -
秋葉原〜オタクCULTURE〜

日本のNEW CULTURE「オタク」のメッカである秋葉原。
今や市場規模でカラオケと肩を並べたオタクCULTUREを「オタクの部屋」をコンセプトに紹介した。
オタクたちの部屋の様子からポスターやフィギュア、アニメやマンガを置き、オタクの気持ちを体験してもらえる企画。
スウェーデンではジャパニメーション、マンガは良く知られたもので、質問の嵐。
スウェーデンのオタクは非常に積極的だった。
協力:株式会社バンダイ、株式会社タカラ
永田町・霞ヶ関〜日本の中枢機関〜

日本の政治と経済の中心地である、永田町・霞ヶ関をふまえて、
日本の文化に深く関わる貨幣と紙幣についての展示を行った。
貨幣や紙幣の模写図を使用して、お金の価値や描かれている日本のシンボルの意味やそれらが
日本文化にどういった影響を与えたかを説明した。NipponDay全体で使用したクイズの答えがこのブースの説明文に書かれていたため、
スウェーデン人学生が多数立ち止まって、答えを探す姿がみかけられた。
浅草〜神社〜

東京の神社を取り上げた。
写真や神棚・鳥居などを設置することで、言葉で説明しにくい日本の信仰を肌で感じてもらった。
また、日本人の自然観の紹介や、日本人の鳥居に対する畏怖心を利用した環境グッズ「ごみよけトリー」を説明することで、
最先端を走るTOKYOにおいても残る日本人と信仰との関わりを紹介した。
また、特設絵馬コーナーには多くの学生が願いを書いてくれ、大好評だった。
協力:神社本庁、有限会社New-Material
上野〜商い一筋〜

たくさんの専門店が軒を連ねた「街」がまたさらに集まる空間。
そんな上野の一面をアメ横のお菓子という切り口で紹介してみようと試みた。
目移りを誘うような色とりどりのチロルチョコを、ときにはかわゆい看板娘(?)が、
またあるときはだみ声おやじが、一つ一つ丁寧に説明。
一番人気は変わった食感の「きな粉もち」、友達に紹介すると言ってお土産に包んでいく人も。
火を吹くような辛さのわさビーフも寒さに厳しい北欧人のお口に適ったようで、早々に売り切れの文字が掲げられた。
協賛/協力:山芳製菓株式会社、チロルチョコ株式会社
浅草/巣鴨〜東京の匠〜

日本の伝統的な側面を紹介する企画として東京都指定の伝統工芸品に焦点を当てた。
伝統工芸品の製作工程と歴史を、写真と文字によって紹介し、
またそのような紙ベースの紹介だけでなく、実際に手にとってもらおうということで、
お借りした商品の展示を行った。ほとんどの学生にとって伝統工芸品を実際に目にするのは初めてのことだっただろう。
東京の匠の技に熱心に見入る学生の姿が多くあった。
協力:染の里 二葉苑、畠山七宝製作所、遠藤基子様、有限会社静岡木工
渋谷/原宿〜コスプレと若者ファッション〜

MOS女5名が、それぞれゴスロリ、ロリ、女子高生、メイド、アニメのキャラクターの格好を身にまとい渋谷/原宿のコスプレイヤーに扮してガイド。
彼らが日本人の「萌え」の精神をどこまで理解したかはいざ知らず、
日本のコスプレをモダンカルチャーの一部として認めていたことは事実である。
また、おしゃれな学生のクロークをイメージしたブースを設け、
日本とスウェーデンの若者ファッションの違いを視られる仕組みを作った。
デザインの国スウェーデンの学生の目に日本のファッションはどう映っただろうか。
- CULTUREブース -
書道

昨年同様、スウェーデン在住の日本人書道家木村浩子氏の協力のもと、書道体験を開催。
参加者は先生の指導のもと、思い思いに書道を楽しんでいた。
日本語で自分の名前を書くという企画は好評で、参加者の一人のベアさんは自分で書いた「熊」という漢字を満足げに眺めていた。
折り紙

「Origami」という言葉はスウェーデンでは親しみのある言葉で、
「Origami Electronics」という製品もあるほどである。
今年も昨年同様、スウェーデン在住の折り紙職人鳥本範氏の協力によって、折り紙作品の展示会が行われた。
鳥本氏はスウェーデンのみならず世界各地で折り紙実演や作品の出品、講演活動を行っている折り紙のプロである。
匠の技が随所に折り込まれた色とりどりの作品に、立ち止まりしげしげと感心の目で眺める参加者の姿が見られた。
生け花

生け花教室、First Leaf Ikebana.に所属するアーティストによる、生け花展示が行われた。
お昼過ぎからは一時間にわたるデモンストレーションが行われ、
スウェーデン人学生はその巧みな技術にみな魅了されていた。
進んでアーティストに質問をする学生が多数見られた。
日本の伝統おもちゃ

日本で昔から遊ばれてきた伝統的なおもちゃの展示を行った。
竹とんぼ、だるま落とし、風車、輪投げ、ベーゴマ、めんこ、お手玉、けん玉などを参加者は自由に手にとることができた。
とりわけ、コマをまわす仕組みに興味をもつ参加者が多かった。
ダンスダンスレボリューション

日本で一世を風靡したあのダンスダンスレボリューションを設置。
一度やるとやみつきになり、何度も何度も列に並びなおして挑戦する姿も見られた。
老若男女関係なく果敢に挑戦する光景は新鮮だった。
カラオケ

日本ではもはや行ったことのない人を探すのが難しいカラオケボックスを再現。
はじめは恥ずかしさからか、なかなか歌う人が集まらなかったが、
スタッフによるデモンストレーションを境に徐々に人が集まり、観客の輪ができ、手拍子に歓声が起こった。
同時に行われたカラオケ大会で、得点が最も高かったハッテムさんには賞品が送られた。
和菓子

和菓子として、羊羹、もみじ饅頭などを実際に参加者に食べてもらった。
抹茶味、黒砂糖味、珈琲味など羊羹の味のバリエーションは豊富で、和菓子を身近に感じたという声が聞かれた。
ナイフとフォークで和菓子、コーヒーに和菓子というスタイルもなかなか乙。
スウェーデン人にも受け入れられる和菓子の可能性を見せていた。
協賛:株式会社虎屋、株式会社にしき堂
日本食

ストックホルムにも多数の寿司レストランがあり、寿司を知らないスウェーデン人はいないといわれている。
漁業の盛んなスウェーデン。寿司のネタはサーモンがメイン。新鮮なネタが参加者にふるまわれた。
寿司以外にも味噌汁、お茶漬け、おにぎりといった日本食が参加者にふるまわれた。
味噌汁はストックホルムの寿司レストランで扱っているところが多い。
おにぎりは、予想を上回る人気だった。スウェーデンでは細長くパサパサした米が主流なので、
日本の米がうまいという感想を多く聞くことができた。
協賛:佐藤食品工業株式会社、株式会社 永谷園、寿司レストランDepa、玉乃光酒造株式会社
<全体装飾>
協力・協賛:東京都、国際観光振興機構、東京観光財団、The Tokyo towersマンションパビリオン、株式会社アクセスパブリッシング
- 夜の部 -

夜の部は、スウェーデンの老舗インテリアショップ、スベンスクテンで開かれた。
おしゃれな店内での立食パーティに、日本大使・協賛企業の方々・事前に選ばれた日本に関心のあるスウェーデン人学生ら100人以上が参加した。
特に終盤、日本大使自らが麦わら帽子をかぶり、ギターを片手に「上を向いて歩こう」やスウェーデンの明るい伝統歌などを歌ったことが大好評で、会場を大いに盛り上げた。