二組  古田土 昌久


@ 江戸っ子が何となく箱根の山を越えて住友勤務

A 三十日の教育召集が一年半に延びて終戦

B 戦時、空襲による姉妹弟の戦災死と、両国の本拠地喪失

C 新品の嫁と思っているうち今年で銀婚式

D 娘二人、息子一人を授かり、嫁にやる心配をする年頃

E 五年前、現住所に終着駅予定の本拠地を設定

F 勤続三十年、新居浜、和歌山、大阪、東京、千葉、東京と転勤

G 目下、子会社の幹部、企業経営の困難さに苦斗中

H ゴルフ、小唄、麻雀、 洋舞、日舞、将棋、進歩停滞中

I老後の研究課題模索中    


将   来

@ 停年後もGNP世界二位の国民らしい優雅な生活への期待

A 十二月クラブの永続(二十一世紀まで)