本年は成可く家族ぐるみの行事にする事、高砂委員会を大いに強化、活動する事等にカを入れて来ましたが、これからの十二月クラブにつき次のアンケートにお返事下さい。    
      文集編集委員長   鈴木 栄喜  

一、高砂委員会の活動について望むこと、自分の子女の結婚はこうありたい
二、あなたの第二の人生と十二月クラブの結び付きをどう考えますか
三、十年先には過密・公害日本を離れて外国に住みたいと思いますか

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六 組  武村 貞吉
一、活発化を期待する。長男の時機は五、六年後
二、年に数回、如水会館に会合して友誼を温めるチャンスを作って貰いたい
                                              

七 組  岩本 治郎
二、会社の激務を離れ、時間的ゆとりが出来る時期には、今迄の罪ほろぼしでせいぜい奉仕したい。
三、外国生活を永年経験したが、日本人には日本が第一

七 組   金子 太助
一、子女なし、特に意見なし
二、既に第二の就職済ですが、第一の人生とは大分趣を異にして居りやはり友人と話をすることが楽しみになって来ます。十二月クラブで第二の人生相談の相手になってくれる場があれば良いと思います。
三、特に考えず、精々東京を若干離れたセコンドハウス程度

三 組   水田  洋

一、基本的には本人任せ、といっても本人まだ十才
二、生活の場所が特殊のせいか、第二の人生はまだ実感がない
三、出来ればそうしたいが、生活の根を日本列島に下したので簡単には行かないだろう

六 組   小島  魁
二、「第二の人生」の意味不明、子供達の会を作るなら「十三月クラブ」
三、二十年先には公害東京を離れて地方に住みたい、外国は苦手

七 組   羽鳥 忠二
一、娘(次女二三才、三女二一才)ばかりなのでよろしく強力に頼みます
二、老後は如水会館で十二月クラブの方々と交友を深めたい
三、外国には住みたくないが、都会を離れた静かで空気の良い所に住みたい

七 組   岡部 寿郎

一、今迄は会員同志の狭い範囲での子女同志の結びつきに感ぜられたが、勤務先等の優秀な、特に男性の結介、ひき出しなど如何
二、第二の人生と云うけれど、各人夫々の立場は色々あると思う
 1.悠々自適形
 2.子会社、系列会社へ出て、今度は自分が最高責任者として働かねばならぬ場合、之はむしろ第一の人生とでも云いたい。私は後者だが、これからこそ十二月クラブとの結びつきを固め、指導を仰がねばと考えている。
三、漫遊はしたいが、住みつくことは考えない

六 組   前田  勇

一、 高砂委の活躍を望む
二、十二月クラブは益々心のふるさとたるべし
三、外国には住みたくない

四 組   芦田 正之
一、如水会館事務室内に候補者の概要、写真等を入れたボックスを作っておき、自由閲覧出来るようにしておけば、お互いにスムースに探し会えるかも分りません
二、第二の人生の域に達する程、人さみしくなるものでしょうから、益々活発に活動を続ける要があります
三、外国旅行にこそ良いが住みたくはないと思う

七 組   上原  聡
一、ご苦労な仕事と思いますが、宜敷く除います 
 小生も日大の教授の職を辞す時、出来ればお手伝をしたいと思いますが、目下転職早々で諸議案作成に追われている次第、長女一人で(東京女学館、短大卒後目下住友商事勤め、七月で二十二才)当方、妻と二人の老後の生活に就ては、アパートも三軒程有、娘夫婦の負担にはさせず
二、年と共に益々必要となると思います
三、外国に住むことは考えていない

三 組   牧野 知久

三、如何に過密であっても、公害に充ちていても矢張り日本に住みたい、むしろそれを排除するに全力をつくしたい

三 組   坂田 建樹

一、委員の一人として、これは本人の問題だから、余り親の主観的押しつけであってはいけない。又プライベートな点もあるから、団体的結婚斡旋の雰囲気では嫌われる、真味の情を以てきっかけを探してやる可きだ
二、結婚が第二の人生だと思うから、停年後は第三の人世になろう。兎角、引退すると世間が狭くなる。十二月クラブとのつながりで何時迄も世間を広くしておきたい。友情の深まりは勿論である。
三、短期間(一、二年)なら大いに住みたい。死ぬ時はやはり日本の土地だ。