法 学 班
班長 米谷教授
ー−卒 業 生一一
高木哲夫 深谷 茂 宮城恭一
野口光明 柿沼幸一郎 戸舘 博
原田久五郎 白木他石 天谷幸和
深山 厳 韮澤嘉雄 仲山淑夫
三好啓治 金 時録 毛塚由太郎
野地忠平 塩村良平 鷲尾節夫
壷井宗一 枝廣幹造 出合資文
杉江 清 長谷井輝夫
☆
時代の趨勢とはいへ、
昨年度十数名の多きを官界に送つた我が班は、
暑熱の日比谷原頭に於ける大決戦に備へ、
春尚ほ浅き三月より集團研究会を催すこと幾十合。
その実は今や結ばれて、今年も外交界へ数名、行政官として十数名の橋人を送らんとす、
而して後続すべき同人も数十名の多きが、孜々として栄冠を目指して居る。
言ふ迄もなく、合格者も不合格者も一たび意を決して国家試験に應ずる者は、
自分一個の利害から行動するのでは決してない。
国家の最も要請する経済外交官、経済行政官、経済司法官は我々をおいて他にないのである。
かゝる意味に於いて、商大法学班の発展は国家の弥栄に他ならぬと確信する。
終りに御多忙中にも拘はらず、種々御世話になつた米谷、常盤、田上、久保、吉永の諸先生に感謝の意を表す。