昭和五年一橋空手会誕生。
空手道中興の名人たる富名腰師範を迎へての先輩の精進が昭和八年の空手部への昇格となった。
翌九年退場建設、十六年空手班として鍛錬部に主要な存在を保持するに至つた。 
吾々の空手生活への追想は、
学聯の交換稽古、演武大会、朝稽古、暑中寒中の稽古、合宿、
更には裾野の禅拳一如への精進、當番校としての活躍等々尽くる処がない。
 空手は禅から出たものと云ふ。
又「君子の武術」と称せられて来た。
吾々は空手の生活に於て深遠美妙」なる眞髄の体得に努力して来た。
望む可くは、此の精神の生活への具現と班の隆盛のみである。


班長 赤松要 教授
師範 富名腰 義珍
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−−卒業生--
小林頼男  鈴木貞夫  里見治男  大田一雄  川口憲郎  今村精嘉  
佐田健造  橋本較一  岩本治郎  麻生泰正  佐藤珍平