山 岳 班 |
部 歌
鳴呼山は我ガ行く殿堂 鳴呼山は我が行く宮廷
煩悩も邪悪も忘れ 法悦と歓喜に充ちて
山来藾を遠く聞く時 現つなくゑまひする哉
唯一本のザイルに全生命を託し合つた吾々の友情は
永久に変わることがないであらう。
友田君を山に喪つてから早くも一年。
各々の本年度夏季合宿は
五色ケ原に彼の記念碑を建設することにあった。
総ては吾々部員の手でなされ、
かくして恰も一周忌、八月十八日、
その除幕式を挙行し得たのは吾々の最も大きな喜びである。
友田君の霊は高山植物乱れ咲く五色ケ原に
永くあらけき眠について居るであらう。
(部 長 常盤敏太 教授)
卒 業 生
前列右より 宮城恭一 深谷光茂