大正末年創立せられてより、
一度は四部に迄転落した悪戦苦闘こそ、
今日の栄ある吾蹴球斑の基礎であり、
そして又其の苦闘時代の誠實眞摯にして橈ゆまざる努力こそ
現在吾々の指標でもある。
吾斑は全てが強い愛の絆に依つて結ばれた融和の世界であり、
全てが兄弟であり心の友である温い家庭である。
そして其処に一致団結がある。
猛烈なる練習に依つて得られた強力な肉体と、
眞紅に燃えた烈々たる闘志は
此の一致団結の精神と相俟つて
蹴球斑をして蹴球斑たらしめるのである。

片山 光夫 君

今や部を去らんとするに当り、ただ蹴球斑に感謝を捧げる気持で一杯である。

 左の写真は 松岡 義彦 君
右の写真は 折下 章 君
鈴木 英二 
折下 章 
松岡 義彦 
茂木 利孝 
片山 光男