わ れ ら の 四 季

学業にいそしむ余暇に自然に

親しむことが如何に我々の生活

をゆたかにしてくれたことか、

この自然を慕ひ求めし若き日の

歓びを懐ふよすがにもなれかし

と、ここにわれらの四季を編む。
*裏庭に桜にほいて
        ひそやかな春の足音。
*六月ともなれば学園の外には
桑の実が・・・。

*たまさかに
 瓢箪池に来て見たら、
 今年も咲いていた。
 睡蓮の花。
*海に、山に、
  
  夏の思い出は
  
  ことさらに深い。
*誰もが一度は行ったであらう秋の奥多摩。
*仲の良い友達と
銀雪の上につづった
思ひ出のかずかず・・・・。