7組  羽鳥 忠二

 

 此度は卒業四十周年行事の為、御骨折りいただき誠に御苦労の程厚く御礼申し上げます。
 小生昭和五十三年春退職と同時にごくごく軽い脳出血を致し五十日程の入院で出血の跡が消え退院致しました。

 これといって手足等不自由なく食事、歩行も人並に出来ますが、日頃の達筆?がすっかり落ちました事は多少なり後遺症という処でしうか。全く不幸中の幸と感謝致し日常生活に注意を払って居る処でございます。

 母も五十代で倒れましたから家系的素因はあったにせよ長年の営業勤務で酒量と夜更しの多かった事と重なり合い、そこに退職という生活の変化で病気をしたのかも知れません。

 札幌商業、小樽商高、から一ツ橋大という事で大学時代は語学に苦労致しましたが、其のお蔭で若い頃の夢「世界をめぐる」を海外出張で実現出来ました事は人生の豊かな思出となりました。

 体調注意の為会合には欠席致して居りますが、皆々様の御健勝をお祈り申し上げます。

 


卒業25周年記念アルバムより