三好 啓治 |
私は昭和二十六年から一年間フルブライト制度で留学し、そのご山口県庁につとめ、昭和五十六年退職し、五十七年から私立徳山大学で英語を教えた。私には学術論文がないから教授になれなかった。 @ 如水会々報新春号の二十ぺージから、在学生服部・藤川君の面白い論文がある。この中で「一橋生の英語能力が低い」という事に、驚きと残念さを覚えます。一橋の特徴は英語にあったのではないか。 「いざ雄飛せん五大州」というのはダテに歌う歌ではありません。五大州に雄飛するには英語力がいる。 A その英語力をつける一方法として、英米(仏独もよい)の経済・経営学者を呼び、生の英語で講義をさせたらどうか。この一科目を必修にする(少なくとも商学、経済学部)。そんな先生が呼べなければ、十二月クラブで雇い入れたらどうか。この学者はこちらで教えると共に、日本的経営論を勉強する意欲のある学者がよい。 |