6月例会
日時 6月12日 場所 如水会館 けやきの間
介護保険が施行されてから2年が経過したが、まだまだ試行錯誤の段階で、行政担当面でも、サービスの提供側、受ける側共に問題が少くない状態のようなので、今月は第一線で活躍されている杉並区ケアマネジャー 江前直子氏、マイケアプランネットワーク主宰者 島村八重子氏、を講師にお招きし、進行司会を福祉ボランティアとして活躍されている若柳千沙人氏にお願いして、介蔑保険制度の初歩からお話を伺うこととした。会員の殆どは毎月相当な額の保険料を負担しているにもかかわらず、年金から天引きされている為、またご本人が健康である為等問題の認識度が低いと思はれるので本例会はまたとない機会であった。
講師は詳細なレジュメを用意され、これによって(1)介簑保険給付費の負担の仕組み、65才以上の(第1号被保険者)保険料の5つの段階と基準保険料、(2)各段階毎の支給限度基準額、(3)ケアブランの作成とサービスを利用するまでの流れ−ケアマネジャーに依頼する場合と自己作成の場合、(4刺用者、サービス事業者、ケアマネジャーの関係、(5)要支援、要介護の段階と認定基準、帽)主な介護施設の内容と負担割合およびおおよその負担額、仰居宅サービスの内容と種類等について詳細な説明があった。江前さんと島村さんとはケアーマネジャーと自己作成のアプローチの仕方は違うが、若柳氏が二つの方法のメリット、デメリット等もよくまとめて進行された。また最後に皆さんが普段から心掛けることとして、1.主治医を持つこと、2.肩肘を張らないこと、3.がんばらない事の3点を挙げられた。 (片柳記)