如水会ゝ報 平成十九年(2007)7月 第926号 p69 しぶつうしん
ホーチミン支部
支部会開催
日時
2007年5月21日(月)
場所
総領事公邸
参加
丸茂(S40社)Dung(46)荻原(49経)水城(50経)深掘(51経)坂本(57商)山内(59法)
北尾(63社)倉橋(63経)前川(Hl経)久松(3)三谷(7経)
不定期開催の当支部会ですが、
昨年10月に続いて今回も支部会員全員のご参加を頂き、
非常ににぎやかな支部会となりました。
今回特筆すべきは、
4月に当地にご着任された水城幾雄在ホーチミン日本国総領事、
並びに、ベトナム国よりの留学生で本学を昭和46年に卒業のNguyenTriDung氏のご参加を頂けたことです。
今回の支部会はここ数回続いたゴルフ&宴会とはやや趣を異にし、
当国で共に働く如水会員が、
それぞれの立場から日頃感じている課題や問題、
悩みについて多岐に渡る意見交換を行うたいへん有意義な場となりました。
具体的には、
最年少ながら日越の食品業界に対する鋭い指摘を行った三谷氏を始め、
萩原氏は当国自動車産業政策について、
山内氏は労働問題、
当国数千万人の主婦を相手に日夜自社製品(味の素)の拡販に奮闘する前川氏は、
より積極的な日本文化の浸透の必要性について、
丸茂氏、坂本氏は建設行政の課題について、
北尾氏は労働許可証発給制度への提案、
倉橋氏は日本人学枚運営や人材育成についての問題提起、
深掘氏は関税政策や当国行政の執行能力について、など、
幅広い分野で活躍する如水会員ならではの、多様な問題についての発言がなされました。
それに対して俯瞰的な立場から水城総領事、Dung氏の意見表明もなされ、
外地支部会ならではのグローバルで意義深い支部会となりました。
一橋大学基金への支部としての寄付金拠出の提案も丸茂支部長からなされ、
今後ますます当地如水会支部の発展が期待されます。
(久松記)