[7]という不思議な数        5組 山崎 坦

「今朝はどうも脳の線が切れているんではないか?
人の名前が思いだせない。
漢字が思いだせない。
認知症(何でこんな言葉になったのか?何のことやら解りにくい。痴呆が一番解りやすい。)
に近づいたか。」

娘 Y子に そう 言う と。  即 はね返って来た。

はい。100から7を引いて。 私。「93」。
Y子。 そこから7引くと。 私。「86」。 
Y子。はい7を引くと。 私。「79」。
7引くと。 「72」。
7引くと。 「65」。 7引くと。 「58」。 7引くと。「51」。
7引くと。「44」。 7引くと。「37」。 7引くと。「30」。 7引くと。「23」。7引くと。「16」。
7引くと。「9」。 7引くと。「2」。

まだ痴呆にはなっていないようで安心した。

それから時々この暗算をしています。



そういえば故学友のK君は脳梗塞から生還した後、7が出てくると計算が出来なくなっていました。

7とは不思議な数なのですね。



○○の7不思議。7変化。7曜日。北斗七星。七転八起。七光り。虹は七色。七福神。ラッキー7。七草。
7人の小人。七洋。7sisters。



この文を書き出すきっかけは「Dog year」でした。

ウェブ立志篇・梅田望夫氏・若者を励ます「大人の流儀」2008・07・23産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/080728/its0807280346000-n1.htm
100年=dog year ×14と104日=いわば14年の激変
IT世界の先駆者ビル・ゲーツ礼賛です。



ウイキペディアデ 7 を検索してみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/7



更に次のような、心理学の発見を見つけ出しました。

短期記憶(STM)とは、短期間保持される記憶である。 約20秒間保持される。7±2まで(5から9)の情報しか保持できない。この事実は心理学者のジョージ・ミラーによって発見された。

7±2という数はマジカルナンバーと呼ばれる。 短期記憶を蓄える貯蔵庫を短期記憶貯蔵(STS)と呼ぶ。

短期記憶の情報は時間の経過とともに忘却される。これを防ぐためには維持リハーサルを行う必要がある。

短期記憶から長期記憶に記憶を転送するためには、精緻化リハーサルを行う必要がある。

意識に昇る以前の感覚器官に保持される。

George A.Miller“The Magical Number Seven,Plus or Minus Two:
Some Limits in Our Capacity for Processing Information.”
The Psychological Review、63巻第2号、1956年、pp.81-97

○ 以上面白い記録でした。