ラウンジ
昔の写真を収集保存の提案
谷川 達夫
(昭43社)
会報七月号橋畔随想での児玉進先輩の呼びかけに賛同し、一枚の写真をお送りします。
昭和十一(1936)年、
商大のホッヶー部が優勝し
ベルリンオリンピック候補になったことを時事写真新報社が報道した時のものです。
後列左から三番目の黒いシヤツのゴールキーパーが私の父行夫(昭14学)です。
父は残念をがら直前の扁桃腺のため出場叶いませんでしたが、
チームの方々はオリンピックに出られました。
その父は三十二年前に他界しましたが、
今でもこの写真は宝物として大阪の実家に飾ってあります。
生前は商科大学時代の思い出、特にホッケーのことをよく聞きました。
数年前の一橋植樹会の月例作業でホッケー場の周りの竹を刈って、
木々の間からグランドの全景が見渡せた時、
父の学生時代と、それが凝縮されたこの写真への思いが蘇ってきました。
このような写真は会員のお宅や体育会・クラブ等にもあると思います。
児玉先輩が書かれていたように、
ぜひ先達の活躍や様子が分かるようなアルバムを如水会で作ってはいかがでしょうか。
公開方法は例えばWEB上でも結構と思います。
(元住友商事(株)勤務)