12月クラブ通信・平成21年(2009)4月号第129号に投稿 ”私の趣味、私の信仰” 2組 鵜澤昌和 |
如水会報 2010・12 No.963
クラス会通信
十二月クラブ
(昭和16年12月学部卒)
2010・10・12(火)
夜来の雨も上り、矢張り「十二月クラブ日和」だなと、呟きながら家を出た。
今日の会合は加水会館を離れて、十二月クラブ会員の個人宅に、伺うことになつている。
渋谷から二つ目の東横線「中目黒」で下車。
十一時すぎた所で、電車から降りて来た数人と出会い、次に集合場所の改札口に行って見たら、そこにも三人程お待ちかね。
途中一寸した石段もあることとて、タクシー二台に分乗して先発、四名程残った者達は徒歩にて参上。
元、青山学院大学の総長もされた鵜澤昌和君のお宅が、本日の会場なのだ。
そして本日は彼の愛蔵する国内外の「自動楽器」を見て、聞かせて頂き、説明も彼自身にして貰うことになつている。
お宅に参上すると、直ちに十台近く機器が並ぶお部屋に通され、
これ又すでにコーヒーとサンドイ ッチが、用意されており、昼食を 頂いた。お菓子も二〜三点付いて いる。
到れり尽せりと云う次第。
落着いた所で、彼の懇切丁寧な 説明が始まった。
語るにつれ彼の熱も上って来たらしく、
正に立ったり坐ったり、機械の間を歩き廻 ったり、大変なホストぶりだつた。
中の一台など、エジソンの電灯の発明以前に、考案され作表さたものであり、一同唖然としたことだつた。
いわゆるオルゴールを含めて、数台の機器を実際に稼動させ、様々な曲を聞き、その機構を眼で見て楽しんだ。
そのあと質疑応答があり、
又会員の一人がピアノを弾き、童謡や聖歌など数曲を皆で唄った。
かくして一時半辞去。
これで十二月クラブの平成二十二年度の会合は無事終ったことになる。
来年は卒業七十周年、十二月クラブ創立五十周年の節目を迎える訳だ。(鈴木貞夫記)
参加
鈴木、橋本、麦倉、鵜澤、
岡口、折下、光永、村山、今村、樽、松田、兼子、斉藤
計十三名