今年と言うか最近の気候は異常で、既に木枯らしが吹いたから冬、冬であるべき十二月が、まだ冬と言う感じはなく、秋の感じです。暖かい小春日和、家内にひかれて、極短時間の散歩を敢行しました。
山茶花は、十一月の花と言うことで、先月の花暦にご紹介しましたが、今や絢爛と満開していました。驚いたことに来春のものと思われるボケが満開です。
翳している枝は桜です。葉っぱは概ね落ちました。落ち葉の写真を後に入れて色々書きます。
正面の曲った幹の木は栴檀（せんだん）です。実が一杯なっています。
”双葉より芳し”というのは白檀（びゃくだん）のことで、この木ではないのだそうです。
白檀といえば、私にはとても懐かしい話があります。
私のところに白檀の小さい宝石箱があります。家内に進呈しましたが、馥郁たる香りがします。
これは若い頃商談成功の賞牌としてパートナーの先輩から贈られたものでした。
珍しいトライアングル・ﾄレイドでした。
白檀と言えば扇子はよく見かけますが箱は珍しいでしょう。
あの木の向こうのまっすぐな幹の木はメタセコイアです。すっきりしていて大好きです。
