Prostate specific antigen(註*末記)
                                      5組 山崎 坦

10月13・14・15 の2泊3日 検査入院 をしてきました。

それは10年ほど前からの血液検査でPSA値が4程度から逐次上昇、下降、上昇を重ねて最近11になり、癌の疑いがあるため、組織検査の必要があると言うことになった、ためなのです。

実は、1組の松村次郎君から、同様なケースで、数値80を越えたことがあったと、経験談を伺いました。癌があることがわかったが、薬で抑えた、とのことです。

同君の話では、同期学友12名も同様ケースであったとのこと、調べてみればもっと多くの友人が同様なケースに遭遇しているかも知れず、ある程度高齢の男性には,よくあるケースであるとすれば、経験談を記して置くのも無駄ではないと思った次第です。

そういえば70歳の頃、帯状疱疹にかかった友人が多くいて、闘病記が見られたことを思い出します。

結論的にいえば私のように85歳にもなってから、この検査をして、仮に 癌と判明しても、Life expectancy を考えると、ナンセンスなことをしているようなのです。この癌の進行は遅いもので、薬でもある程度おさえられる。
余命10年未満と考えた場合には、全摘は勧められない。
この癌でなくなるよりも、ほかの理由で寿命が尽きる場合があるわけです。

従って、この話は初老高齢者に「ご注意!」ということになります。

いかなる場合でも同じことがいえるのですが、異常を感じた場合、<評判のよい医療機関>で<早急に>チェックすることです。対処が良ければ、何年も寿命が延びます。
当たり前のことなのですが、残念なことに、私共の学友にも、悔やまれるケースなしとしません。

お陰さまで、検査は、異常なく済みました。結果は2週間先に判明。

(註*前立腺特異抗原)

15日朝、ようやく雨が上がったので、病院の窓から東京の高層ビル群、池袋、新宿、六本木、東京タワーなど、の写真ならびに丹沢山地の向こうの富士山を撮りました。
東京は大都会としてよく成り立っていくものだと感心しました。