トロントだより 5組 張 漢卿
Wed, 14 Jul 2004
ネットで日本のサッカーを調べていたら、「ヤマザキ/ナビスコ カップ」 というトーナメントが出て来て、これはと思いました。
実は末娘アイリーンがアメリカのナビスコ本社(East Hanover, NJ)で数年働いていたのを、2年程前に同社がKraft Foods(本社シ カゴ)に合併されて、Nabiscoという名称は消失したが、依然としてニュージ ャージー州でナビスコ本来の業務を継続しているからです。
ネットでyamazaki-nabisco.co.jpを見たら、1970年に山崎製パン、日綿 実業、Nabisco(USA)が合弁会社を作ってナビスコのお菓子を世に出した
のだそうです。 1988年にナビスコ社の保有株は他の2社に譲渡されたが、商標、技術援助は今でも継続されて居るとのことです。
御承知のように、近年アメリカの煙草会社は厖大な損害賠償の告訴を受けて 苦悩し、その打開策の一つとして、割りと消費者に受けの良い食品業者を傘下に吸収
してイメージ改善に努力しました。
その顕著な例は、Philip Morris 社(Malboro)が Kraft Foods社を、 RJR社(Camel)
がNabisco社を、それぞれ買収したことです。 更にクラフトがナビスコを合併するに至って、年商370億ドルという巨大な食品業者が出来上がりました。
その結果、機構改革や人事の移動などで、てんやわんやの大騒ぎでしたが、 今年の始めにやっと落着き、さいわいにも末娘は昇進の機会を与えられました。アタッ
チしました名刺のような肩書きは、日本で言えば役付きの部長でしょうか。
40年前同期諸兄の懇切な激励を受けてカナダに来たものの、遺憾ながら私 は平凡な公務員に終わりました。
せめて四人の子女の誰かが多少なりとも成功して 呉れれば、まだご好意に報いる処もあるかと思って、以上のごとく報告を申し上げ、 且つお礼を申し上げたいと思います。 ED
お嬢様のご成功 誠に おめでとうございます。
日頃 ナビスコ商標のビスケットはじめ色々な お菓子を美味しく頂いております。
YAMATAN(2004・07・14)
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Date: Fri, 16 Jul 2004
娘自慢の駄文を態々dcーhpに掲載して頂き、面映い限りです。
しかしナビ スコ製品ご愛用と聞いて安心しました。
私共がカナダに着いた時、アイリーンは未だ2歳未満なので運賃無料でした から、結果的に見てコストの安い投資だったと言えます。
アメリカ、カナダ自由貿易実施のおかげで、両国間の人材交流が順調に伸び た一例であります。
ED
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