文責:S.S
【公務執行妨害】
・被告人:20代前半の男性
●酔っ払って交番の自転車を倒したところを、警察官に咎められて、激昂した被告人が警察官に胸ぐらをつかみ、頭突きを食らわして、警察官を負傷させた事件。
※最初から見てないからわからないが、被告人質問を聞いていた限りでは以上のように推測される。
・本人もやったことを認めてて、すごく反省してる感じだったのに勾留されてたから、「これくらいでも保釈してもらえないのか」と思ってたら、どうやら『前科あり』の『右翼団体員』だったらしい。
・被告人は「もう二度と酒は飲みません」とか「右翼団体も辞めました」と言ってて、更生したがっている様子であった。
でも、右翼団体なんてそんなに簡単に辞められるのであろうか?
裁判官もその辺を気にしてたようである。
<雑感>
◎公開裁判の意義
なんか裁判を見物(みもの)のようにしてて、被告人とか傍聴席に居る関係者に申し訳ないな、ということ。
確かに公開裁判って、被告人の公平な裁判を受ける権利を担保してるのかもしれないけど、実際被告人は赤の他人になんか見てほしくないんじゃないかな、って思う。
被告人とか関係者にとってみれば、私たちはただの興味本位の観客くらいにしか思えないだろうし。
公開裁判を受ける権利って言うけど、実際の感覚は義務って感じなんじゃないかな、と思ってしまう。
◎検察官の女性進出
私は刑事事件を(判決だけとかの短いのも含めて)5つ見たんだけど、検察官6人中4人が女性だったのにはびっくり!
検察官って、未だに男女差別が激しい職業って聞いてたけど、随分女性が頑張ってるな、かっこいいな、と思いました。
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