初めての一橋祭参加報告
植樹会として参加する屋内企画のキャッチコピーは「よりどりミドリ 寄 鳥 緑」です。学生理事の発想です。
展示空間を「緑」を語れるサロンとし、植樹会の理念、活動を伝える空間を創り、多くの人に集まってもらうよう準備を進めてきました。
11月2日(金) 第1日
11時からDVD「不都合な真実」の上映が始まりました。訪れる人たちもまばらです。
13時からは一橋大学施設課 伊藤正秀課長代による「植樹会整備活動」の様子の説明がありました。そして、今日のメイン、学生との対話集会「仕事、人生、そして緑」が開かれました。集まった学生は10数名。まずは一橋大学で長年学生の就職活動にアドバイスをしてきたOBの伊集院正さんの講演がありました。その後、学生の質問・意見をもとに、主として卒業生が、昭37卒のOBとしてまた親・社会人として、アットホームな雰囲気の中で、アドバイス・意見交換を行いました。
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学生との対話集会 |
今回の展示場となったのは本館30番教室。3階にあり、上り下りがちょっとしんどいのですが、そこそこの人が来場してくれました。会期中、植樹会の活動を紹介するパネルやキャンパスの植生を紹介しました。四季咲きほころぶ草花の写真は特に反響があり、豊かなキャンパスの自然に、来場者はあらためて感嘆の声を上げていました。
11月3日(土) 第2日
11時から「ガーデニングよろず相談」が始まりました。植樹会顧問の田中政彦の担当です。ガーデニングに長く携わり、見事な西洋風の庭園を創ってきた田中さんの真骨頂が表出する小コーナーです。訪れる人たちに丁寧に応対、アドバイスを行っていました。
同時に「森のクラフト」もスタート。森林インストラクターがキャンパスにある自然素材を基に、クラフトの制作を指導しました。またフジバカマの匂い袋や押し葉などのプレゼントもしました。シュロの葉を使ったリアルなバッタづくりは大人が一生懸命。子供たちは、クヌギやコナラのドングリを使ったカブトムシ作りがうけました。親子での滞留時間が長く、子供が制作しているときは、お父さんはドリンクコーナーでビールを飲みながら待つという図式で、1日中賑わいました。「いかにも植樹会らしい展示がいい」と植樹会担当者にも好評で、来年度は3日間続けて開きたいという声が多かったです。
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森のクラフト |
11月4日(日) 第3日
最終日のメインは「語ろう!!キャンパスの自然」です。まずは森林インストラクターで植樹会理事の関統造さんの「CO2 は悪者か」という問題提起がありました。続いてやはり森林インストラクターで植樹会理事 佐藤征男の「どんぐりから見た国立キャンパス」の話がありました。そしてメイン「地球から見た国立キャンパスの自然」をテーマに、植樹会顧問である東京農工大学の福嶋司教授の講演がありました。地球規模の自然から国立のキャンパスにズームイン。キャンパスの自然がいかに貴重か再認識しました。このイベントには杉山学長が多忙の中参加されました。
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語ろうキャンパスの自然 |
今回会期中全日、ドリンクコーナーを開きました。学生理事が頑張ってくれました。
様々な反応を基に、次回への確かな手ごたえを感じた3日間でした。
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