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新緑

新緑の大学通り 西キャンパス庭園ゾーン

国立駅からキャンパスへの道はソメイヨシノやイチョウの新緑に覆われ、若葉のトンネルができました。 新入生がキャンパスを闊歩する西キャンパスの庭園ゾーンには花はなく、緑一色です。落ち着いた雰囲気があり、新入生もじっくりとキャンパスで学生生活を過ごせる、緑の環境となっています。しかしよく見ると、針葉樹や常緑広葉樹の濃い色の緑と落葉広葉樹の淡い緑が諧調をなしています。

矢野二郎像周辺

 

あらたふと青葉若葉の日の光  (芭蕉『奥の細道』)

芭蕉は「青葉」と「若葉」を重ね合わせ、緑の諧調を表現しています。

花は咲いていないかと歩いていくと、ハリエンジュ(ニセアカシアとも呼びます)が陸上競技場の西プラザ側に白い花をたわわにつけていました。ハリエンジュは生命力が旺盛なマメ科の樹木ですが外来樹で、最近日本の山野に繁茂し、しばしば優占するので問題になっています。岸田ロードの入り口、山岳部部室前には大きなイヌザクラの樹木があり、ブラシ状の花が満開となっていました。目立たない花ですが、他のサクラと競合することなく、花粉を運んでくれる昆虫にアピールしているのでしょう。

ハリエンジュの花 イヌザクラの花

花を落としたサクラの並木が続く岸田ロードも静かな佇まいでした。このロードを含めて、西キャンパスを周回する道は学生たちのジョギングやトレーニングに利用されています。 緑溢れる小道を元気な若者たちが走っていきました。

岸田ロード
桜の散った後の緑の並木道 ランニング中の学生

佐藤征男(記)

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