合唱団ユマニテとは?
合唱団ユマニテは、一橋大学生と津田塾大学生を中心に約100名で構成されている混声合唱サークルで、主に年2回の演奏会を目標に活動しています。
しかし、ユマニテの魅力は何と言ってもその雰囲気です。アフターなどの独特な、まったり感は他では味わえません。毎年多くの新入生が入ってきてくれますが、多くの人がその入団動機に「雰囲気の良さ」を挙げています。
ちなみに、ユマニテとは「人間性」を意味するフランス語で、その名の通り温かい雰囲気を持っています。メンバーも個性豊かで、楽しむべき時は楽しみ、真面目になるべき時は真面目に、日々練習に励んでいます。休憩中でもあちらこちらから自然と歌声が聴こえてくることがあり、団員のいずれもが楽しみながら活動を行っています。
また、ユマニテは歴史ある合唱団でもあり、1958年に創設され、2008年で創設50周年を迎えました。創設当初は学生運動の一環としての「歌声運動」的な色合いの強い活動を行なっていましたが、時を経るにつれ純粋な音楽活動に焦点を移行していきました。1974年に中島良史氏を客演指揮者としてむかえ、また他団とのジョイントコンサートを開始し、現在の「夏・冬の演奏会を中心とした運営形態」の原型が、ここに確立しました。
ユマニテの演奏会はすべて学生による企画で、曲目はもちろん演出等まで準備された「手作り」的なプログラムがあり、またもう一方ではショスターコヴィッチ作曲「森の歌」のロシア語版本邦初演を手がけるなど、意欲的な音楽活動を行なっています。
1998年からは高橋淳氏を客演指揮者に、2007年からは小林雄大氏を新たにコーチに迎え、ユマニテの伝統ある音楽活動は新たな方向へと歩み出しました。
その一方で、これまでにはNHK紅白歌合戦を始め、様々なテレビ出演を果たしてきています。NHK歌謡コンサートでバックコーラスを務めたことをきっかけに、夏川りみさんが発売したシングル「あすという日が」でもバックコーラスを務めさせていただき、CDのみならずPVにも出演しました。
さて、こうして近年、活動範囲が広がりつつあるユマニテですが、その活動の軸はやはり夏と冬に行われる演奏会です。団員一同今後も演奏会に向け努力を続けていきます。
ユマニテは今後も、皆様に良い音楽を届けようと努力をしていきます。温かく見守っていただければ幸いです。