今年1回目の横断クラス会は通算5回目となり、下記のとおりでした。
2008年は2月22日を暫定的に計画しています。新年早々にMLでご案内します。
昨年1回目の状況は

横断クラス会2007年5月25日18:00〜20:15

場 所 如水会館14F「梧桐の間」

出席者 櫻井 利夫(9)、中澤 武士(9)、伊佐 健二(13)、瀧本 泰行(9)、小平 民生(2)、草野俊蔵(12クラス)、中村 明(5) 

薫風薫る5月、あいにくの雨模様ではありましたが、7名が集いました。
今回の会議は、憲法問題から入り、白熱の議論が噴出、関心の高さを反映した結果となりました。予定しておりました利殖情報の話は吹き飛び、血湧き肉躍る「若さ」をあらためてお互いに認識した次第。

内閣法制局と憲法解釈論について、多数の書物を出されている中村 明さんから、最近の活動に関して、また憲法解釈論のガイダンスがあり、これを皮切りに各自論戦を交わしました。

我が国の憲法は戦後60年を経て改憲の気運が急速に高まってきていることはご承知のことと思います。日本社会が社会システムの制度疲労、倫理意識の低下、治安・外交などあらゆる面で行き詰まった状況にある現在、一般市民といえども、事なかれ、無為無策ではいかがなものかという基本的な考えを共通の認識として確認することが出来ました。

憲法に関しては、第1章(天皇制)、第2章(戦争の放棄)は堅持しあとはどう変えてもよいとする考えと、いや、今こそ固定観念を捨てて全ての見直し「創憲」とに大きく分かれた議論がありましたが、やや「創憲」論優位かなという印象でした。

我が国の司法制度の矛盾、刑法・民法の時代遅行性、警察組織ほか行政組織の渋滞・怠慢・硬直性など、全ての根源を見直し国民の権利を守る憲法の規定を見直していく良い機会かなと思った次第です。一朝一夕に議論は収れんするものでもなく、機会を改めて、また集まり話題にしたいと思いました。同時に、年金生活にいつかは入る我々年代としては、有効な利殖法にも大いに興味があることであり、ひき続き話題に取り上げていこうと思います。