十一年(1936)
☆2月上田貞治郎豫科主事に、吉田良三專門部養成所主事になる(14日) *十四教授辭表提出事
件、學生沈黙を守る *3月平生氏文相となる *4月豫科一橋寮開寮 *學長白票事件解決案文部省へ
*一橋學會成立 *5月辭表教授策動、如水會、學生動く「五月事件」 *高垣、本間、杉村三氏兔官
*6月辭表組九教授復歸、解散學生大會、長老會議設置さる *7月専門部理事會獨立を失言總辭職
*9月ボート九年振りに制覇 *10月豫科新聞再刊 *11月粛園パンフレット問題に專文化部壊
滅 *12月上田貞次郎大學長に
☆2月二・二六事件 △4月低金利工作、五分利附國債發行 △9月輸出入品等臨時措置法
△11月日獨防共協定
十二年(1937)
☆1月豫科學制改革熱昂る *2月堀潮豫科主事に *3月調査部改組 *豫科多摩湖問題再燃(立入禁
止區域を設く) *6月專門部文化部復活 *7月一橋評論創刊 *9月學部學制改革委員會、「時局特
別講座」連續開講 *10月專養改革運動學生犠牲者を出す *11月井浦仙太郎專、養主事に *12
月宮城前大行進
☆7月 盧溝橋事件 △11月日蘇漁業暫定協定
十三年(1938)
☆1月豫科學制改革成る、專學制改革調査始まる *一橋論叢創刊 *6月上田研究所調査部に合併
*10月學部セミナール委員會成立、一橋學會擴大 *杉村氏學位論文通過 *11月藤本幸太郎專、
養主事に
☆1月近衞聲明 △5月國家總動員法一部施行 △6月動物計劃第一年度發表 △7月外國爲替基
金制 △12月興亞院
十四年(1939)
☆3月學長滿支旅行 *4月經濟研究所生る *商業特別講座(師範大學)生る *5月プロ・ゼミ受附
未曾有の紛糾 *7月各務氏遺産五拾萬圓を本學に寄附、研究所熱昂る *9月就職二十年振り最高潮
*10月研究所設立委員會生る
☆1月東大粛學 △3月中支振興、北支開發兩會社生る △5月ノモンハン事件 △8月獨ソ不可
侵條約 △第二次世界大戦始まる △9月九・一八物價停止令公布 △10月磅リンクより弗リン
クへ
十五年(1940)
☆3月上原專祿專、養主事に、東亞經濟研究所生る *4月「各務財團」設立認可さる *5月學長上
田貞次郎死去す(8日)高瀬荘太郎事務取扱上田貞次郎大學葬 *6月高瀬荘太郎學長に *研究所創
立記念大講演會 *7月養成所改革問題起る *9月文部省の修練組織要項交附さる、豫科會改組必至
となり、學部、專門部も新體制研究委員を擧げて、全一橋會の問題となす *11月本學四百萬圓奨
學財團公募計劃成る *12月新體制研究會で一橋會社團法人論白熱化す *研究所官制通過す、學生
の大陸留學生募集發表さる
十六年(1941)
☆1月日米無條約状態となる
☆2月社團法人一橋會解散總會、新一橋會誕生 *3月常盤敏太報國團總務部長に、學部に於て鍛錬
研究の二部へ團員強制加入制及び會食制實施さる *6月山口茂專、養主事に、教授側學制調査委員
會設置さる *7月杉本榮一總務部長に、學生側幹事會も更迭 *9月報國隊を結成し、學生軍需工場
に勤勞奉仕 *10月卒業期繰上げ決定 *12月27日卒業式擧行
☆6月獨ソ開戦 △7月アメリカ我國に対し資産凍結宣言、皇軍佛印平和進駐 △9月重要産業體
令公布 △10月東條内閣成立
☆12月8日對米英宣戦布告 この朝我が海軍ハワイ真珠港を急襲し、米國太平洋艦隊全滅す
*10日我が海鷲マレー沖に英國極東艦隊主力を壊滅せしむ *25日香港落城
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