表紙 1. 張 漢卿
(Ed Chanq) 君

2001.06.15
2. 片柳梁太郎君
2001.07.27
(現在地)

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2. 片柳梁太郎 君   2001.07.27  (如水会報855号より転載)

バスハイク  (平成13年5月10日)

 バスハイクも回を重ねたが、最後となるかも知れぬ今年は早春の赤城山を訪ねることとなった。

 8時半東京駅出発、首都高ー外環を経て関越道を北上、バスはおなじみのベンツ、サンデゴ号、ガイドも旧知のベテラン嬢?だ。あいにく雲が残っていて遠山が見えないが、連休明けのこととて混雑なく順調に北進する。高崎から新しくできた北関東自動車道に入り、終点の伊勢崎を経てぐんまフラワーパークに到着。

 先ずは展望台に登り、園内を一望後、一時間の自由散策とする。赤城山をバックに緩斜面の広い園内、温室群を鑑賞する。
 パークを出て12時半頃、近くの紀州串本でぼたん鍋の昼食。上州で串本というのも妙な感じだが、経営者の出身地の由。

 1時過ぎ再びバスに乗り、赤城山登山道を登る。山麓はもう美しい新緑だが、標高が上がるにつれて新芽が顔を出しかけた冬景色に変わって行くのも妙である。
 とっつきの地蔵岳には岩の間にピンクの八汐つつじが顔をのぞかせている。峠を越えると海抜1,800米の高原が展開する。赤城山で一番大きい大沼(オノ)が横たわり、湖上をわたる風が冷たい。この頃から雲が切れ青空の下に連山が現れてくる。

 湖上の島にある赤城神社にお詣り後、程近い覚満渕に到る。水芭蕉が林の間から見えるが花は既に終わっていて残念。沼を木道が取り囲んでいて、これ伝いに散策する。

 3時半頃出発。今度は北面の登山道の白樺の間を降って沼田に向かう。天気はすっかり回復して雪の残る武尊(ホタカ)山、谷川岳、榛名山が美しい。降り切った所で尾瀬、日光方面から来る片品川沿いの国道に出ると、間もなく沼田だ。郊外にある観光りんご園に立ち寄って休憩する。りんごの白い花が盛りで美しい。

 りんご園を後にして雄大な利根川台地の景色を見ながら、関越高速に昇り南下する。一日の疲れで快い居睡りをしながら、バスは順調に走って7時過ぎ東京駅に帰着した。

 

 

表紙 1. 張 漢卿
(Ed Chanq) 君

2001.06.26
2. 片柳梁太郎君
2001.07.07
(現在地)

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