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クラスだより
卒業35周年記念大会
日 時 :
平成15年11月1日(土) 午後4時〜6時30分
場 所 :
如水会館 スターホール
中秋の3連休の初日。卒業後はや35年を経て、ここに3回目(25周年、30周年、今回)の全国にまたがる記念大会を5年ぶりに開催した。
ご来賓に石一橋大学長、山本如水会事務局長をお迎えし、総勢270名という未だかつて無い参加を見る事が出来た。谷川君(X)、馬場君(Z)の総合司会のもとに、本会の代表幹事である植田君(N)から高らかに以下の開会の宣言と挨拶があった。

・ 今回の主旨は、出来るだけ多くの参加をつのり、気軽に楽しく語り合うことで、アトラクション等は行わない。
その理由は2つ。

  1. 第1の就職が終わり第2の就職人達が原点に戻り旧交を温める。
  2. 高齢化社会の到来で、あと10年は働くことになる。従来の組織社会をはなれ、共同体社会、コミュニティー社会に重心が移る。かつて一橋というコミュニティーでともに過ごした縁ある仲間が集い淡々とこれからの人生につき大いに語る。「如水会」の名前のいわれである「礼記」に「君子の交わりは淡きこと水の如し」。「荘子」に「君子は淡くして以て親しみ、小人は甘くして以て絶つ。かの故なくして合する者は、故なくして以て離れる」の例えのとおりである。
    (この何とも言えぬ含蓄のある例えに一同感動しきりであった。)
・ 今回の特徴として、かなりの部分の連絡、出欠の確認、名簿作成等を、パソコンとメーリングシステムをフルに活用したこと。結果、通信費の大幅削減や、各自が今やメールリングシステムに慣れ親しんでいることから、前回を70名も上回る参加となり大きなメリットがあったこと。
・ 我が大学はこの後石学長からお話があると思うが、法人化の大きな改革を控え、社会も失われた10数年を経過して劇的な変革を遂げようとしている。我々が経験した多年にわたる見識をもって、来るべき時代に発言するきっかけをこの43年会を通じて創造したい。
山本如水会事務局長の音頭で一同乾杯。植田代表幹事より、如水会に対し兼松講堂、戸田艇庫の改修費用として43年会より寄付金を贈呈。目録が山本事務局長に手渡された。
続いて、石学長に大学を取巻く近況につきご挨拶を賜った。
・ 法人化…「競争・選別」の時代に突入。学生が大学を選別。大学の機能分化進む。
・ 大学の「高度化」、「個性化」、「活性化」の進展。
・ 「国立大学法人法」による国立大学法人の大学設置。大学法人による自立的運営。資金使途等自立運用。
民間発想のメネジメント必要。
・ 学長権限の増大。役員会の設置。
・ 法人化はチャンス。パフォーマンス向上させれば益々発展の余地あり。
・ 研究体制の拡充・・小平国際キャンパスの設置。
・ 海外拠点造りを急ぐ。
・ 如水会との連携。産学連携の強化。
引続き同期である杉山副学長(Y)から石学長説明の大学法人化の部分でより具体的に詳しく解説があった。
最後に百束(P)から、一橋大学植樹会に対し国立キャンパス改修費用を43年会として寄付することを全員に諮り、承諾を得た。
〆として、元応援団員であった森君(Z)の指揮のもと、「一橋の歌」を全員で大合唱し、盛況裡のうちに散会した。なお次回の総会は5年後の平成20年に開催することで全員の賛同を得た。
(追記)
 おって11月12日に開催された最後のクラス幹事会にて、来る40周年の記念大会の代表幹事は商、経、法、社、持回りの取決めから、社会学部の方に御願いすることで、満場一致で決定した。 
(百束記)
© 2008 S43
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