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PROFESSOR
略歴
- 一橋大学商学部教授/経営管理研究科教授
- 1972年12月 大分県に生まれる
- 1995年 3月 一橋大学商学部卒業
- 2000年 3月 一橋大学大学院商学研究科 後期博士課程修了 同博士(商学)
- 2000年 4月 一橋大学商学部専任講師
- 2004年 4月 一橋大学商学部助教授
- 2007年 4月 一橋大学商学研究科准教授
- 2013年 8月 - 2014年8月 カリフォルニア大学バークレー校日本研究センター 研究員
- 2018年 4月 一橋大学経営管理研究科 准教授
- 2020年 10月 一橋大学商学部教授/経営管理研究科教授
- 現在に至る
専門分野
財務会計、企業価値評価・分析、リスク管理・評価
研究領域
会計属性の国際比較、無形資産の会計・評価、リスク管理・評価(BCMや情報セキュリティなどを中心に)
プロフィール
2000年に一橋大学大学院商学研究科博士後期課程を単位修得退学し、博士(商学)を取得。2000年より一橋大学商学部専任講師。2004年より現職にある。
2006年に経済産業省・企業行動の開示と評価に関する研究会ワーキンググループ座長、2010年に経済産業省・企業財務委員会・企業会計検討ワーキンググループ座長。
最近の研究上の関心は、(1)会計属性の国際比較、(2)会計制度の変革の経済的影響の測定、(3)無形資産の管理・測定・評価・開示、(4)リスク情報およびリスク管理情報の経済効果の測定、(5)自発的な情報開示が企業行動および企業評価に与える影響、などにある。アーカイバル・データやサーベイデータを活用して上記のテーマを実証的に分析している。
主な著作
- 「事業継続計画と経営者業績予想の関係」,野田健太郎・加賀谷哲之『経営財務研究』2012年近刊,査読有
- 「BCMの開示が株式市場からの評価に与える影響−東日本大震災の影響にみる有事価値関連性」,加賀谷哲之,『あらた基礎研究所論文集』4号,2011年近刊, 査読無.
- 「会計基準の国際的収斂化が日本企業の配当行動に与える影響」,加賀谷哲之,『企業会計』2011年11月,58-71頁,査読無.
- 「利益属性の国際比較と企業システムの関係性」,加賀谷哲之,古賀智敏編『IFRS時代の最適開示制度』2011年,89-109頁,査読無.
- 「四半期情報開示の実態と利益管理」,加賀谷哲之,古賀智敏編『IFRS時代の最適開示制度』2011年,339-358頁,査読無.
- “Presentation of Retirement Benefits Expense and Earnings Attributes: Evidence from Japan,” T. Kagaya, Hitotsubashi Journal of Commerce and Management 45, October 2011.
- “Quarterly Earnings Management around the World,” K.Fujiyama, T. Kagaya, T.Suzuki and Y.Takahashi. Working Paper Center for Japanese Business Studies Hitotsubashi University, October 2011.(23rd Asian-Pacific Conference on International Accounting Issues, Beijing, China ,The Vernon Zimmerman Best Paper Award)
- “Matching Expenses with Revenues around the World,” T. Kagaya, Working Paper Center for Japanese Business Studies Hitotsubashi University, April 2011.
- 「会計学的アプローチ」,加賀谷哲之,『セキュリティ・マネジメント学 −理論と実践』共立出版,2011年69-86頁, 査読無.
- 「多角化企業の研究開発開示の経済効果」,加賀谷哲之,『日本企業研究のフロンティアF 日本企業研究センター年報』第7号,有斐閣, 2011年3月.
- 「日本企業のBCMの実態と課題」,加賀谷哲之,『あらた基礎研究所論文集』3号,2011年, 42-75頁,査読無.
- 「BCMを促進させるコーポレート・ガバナンス、開示の役割」,加賀谷哲之,『あらた基礎研究所論文集』3号,2011年, 76-96頁, 査読無.
- 「会計」,加賀谷哲之,一橋大学イノベーション研究センター編『はじめての経営学』別冊1号,東洋経済新報社, 2011年1月.
- 「日本企業の費用収益対応度の特徴と機能」,加賀谷哲之,『會計』,2011年1月,179巻1号,68-84頁(日本会計研究学会・学会賞受賞)
- 「IFRS導入に向けた研究上の課題−利益属性の国際比較研究のレビューを通じて−」,加賀谷哲之,『会計・監査ジャーナル』,2010年11月, 22巻11号,72-80頁.
- “Information Security Governance to enhance corporate value,” K,Ito,T.Kagaya and H,Kim, SANS Institute:1-76,2010.
- “International Comparison of Intangible Assets’ Disclosure and Investment Behavior,” K,Ito and T.Kagaya, H.Itami et al(ed), Dynamics of Knowledge, Corporate Systems and Innovation,Springer,293-313, 2010, 査読無.
- 「取締役改革とIR」,加賀谷哲之,『IRの実証的効果測定』(日本IR学会・研究分科会中間報告),9-25頁,2010年, 査読無.
- 「BCM 開示と企業評価 −新型インフルエンザ発生が企業価値に与える影響をケースとして」,加賀谷哲之,『あらた基礎研究所論文集』2号,2009年12月, 18-28頁,査読無.
- 「コーポレートガバナンスの選択がBCM に与える影響」,加賀谷哲之,『あらた基礎研究所論文集』2号,2009年12月, 29-47頁,査読無.
- 「退職給付会計の費用表示と利益属性」,加賀谷哲之,一橋大学経済研究所世代間問題研究機構ワーキングペーパーNo.438,2009年.
- 「退職給付会計の費用表示と利益属性」,加賀谷哲之,『會計』176巻4号,2009年.
- 「EVA@導入が企業価値に与える影響」,加賀谷哲之,『日本企業研究のフロンティアD 日本企業研究センター年報』第5号,有斐閣, 2009年3月,97-126頁.
- 「研究開発ディスクロージャーと組織資本」,加賀谷哲之,『日本インベスター・リレーションズ学会 成果報告書』2009年2月,79-98頁.
- 「日本企業の収益性と無形資産」,加賀谷哲之,『インベスター・リレーションズ』No.3,2009年2月,5-23頁(査読付).
- 「企業の事業継続計画の開示と企業価値」,加賀谷哲之,『産業経理』68巻4号,2009年3月119-130頁.
- 「企業価値創造のための情報セキュリティガバナンス」,伊藤邦雄・加賀谷哲之・金鉉玉,日本企業研究センター(一橋大学) ワーキングペーパー,2009年3月, 1-40頁.
- 「日本企業のディスクロージャーの現状」, 伊藤邦雄・加賀谷哲之,『日本インベスター・リレーションズ学会 成果報告書』2009年2月,15-28頁.
- 「企業価値を創造するインタンジブル統合」, 伊藤邦雄・加賀谷哲之,『一橋ビジネスレビュー』56巻3号,2008年Winter,6-25頁.
- 「退職給付会計のコンバージェンスと会計情報の有用性−割引率の選択が会計情報の有用性に与える影響−」,加賀谷哲之,一橋大学経済研究所世代間問題研究機構ワーキングペーパーNo.387,2008年.
- 「無形資産の開示と投資行動の国際比較」, 伊藤邦雄・加賀谷哲之,『日本企業研究のフロンティアD 日本企業研究センター年報』第4号,有斐閣, 2008年3月,48-71頁.
- 「日本企業の多角化行動と開示方針」,加賀谷哲之,『會計』第172巻第5号,2007年11月,676-691頁.
- 「日本企業の無形資産投資と企業評価 」,加賀谷哲之,IIRワーキングペーパーWP#07-07,2007年4月,1-18頁.
- 「知的財産権マネジメントと株式価値」,加賀谷哲之,伊藤邦雄編『無形資産の会計』中央経済社(第12章所収),2006年6月,377-402頁.
- 「日本における無形資産開示の経済効果」,加賀谷哲之,伊藤邦雄編『無形資産の会計』中央経済社(第19章所収),2006年6月,515-530頁.
- 「無形資産の開示をめぐる欧州の展開」,加賀谷哲之・山田真弘,伊藤邦雄編『無形資産の会計』中央経済社(第17章所収),2006年6月,473-498頁.
- 「コーポレートブランド価値と株式市場における評価」, 伊藤邦雄・加賀谷哲之,『日本企業研究のフロンティアD 日本企業研究センター年報』第4号,有斐閣, 2006年3月,91-110頁.
- 「ブランドリスクマネジメントと企業価値」, 伊藤邦雄・加賀谷哲之,『一橋ビジネスレビュー』第54巻第3号,2005年冬号,6-25頁.
- 「連結決算中心主義と配当政策」,加賀谷哲之,『企業会計』第56巻第4号,2004年4月,593-601頁.
- 「財務危機企業の連結関係会計政策(1)・(2)」,加賀谷哲之,『會計』第164巻第6号、第165巻第1号、2003年12月、2004年1月、70-78頁、81-91頁
- 「ストック・オプションと会計政策」,加賀谷哲之,『商学研究』(一橋大学)第44号、2003年12月,167-231頁.
- 「無形資産の開示とIR」,加賀谷哲之,『一橋ビジネスレビュー』第51巻第3号、2003年12月。
- 「企業価値経営論(1)〜(5)」, 伊藤邦雄・加賀谷哲之,『一橋ビジネスレビュー』第49巻第3号〜第50巻第3号、2001年12月〜2002年12月
- 「企業価値と無形資産経営」, 伊藤邦雄・加賀谷哲之,『一橋ビジネスレビュー』第49巻第2号、2001年冬