中野ゼミとは?
2007年度より開講された、一橋大学商学部コーポレートファイナンス専攻のゼミナールです。中野誠教授のもと、この分野において日本でも最先端の内容を学んでいます。
Corporate Finance とは企業財務と訳され、企業の資金をいかに調達、または投下するべきかを学ぶ学問です。強いては、いかに企業を経営するかという最も実務に直結した学問とも言えるかもしれません。
企業の経営戦略、バンカー、証券アナリスト、コンサルタント、会計士などこれらの知識を必要とする職業は多岐にわたり、最近ではもはや会計と同程度にまで必要なツールの一つとして注目されています。
勉強内容
● 企業財務の理論(Corporate Finance)
● 企業財務/財務戦略分析
● 企業価値評価
● 証券分析
など
これまでの活動
【2008年度の活動】(二期生1年目)
● 「コーポレート ファイナンス(第8版) 上」各自学習
● 「コーポレートファイナンス入門」輪読
● 「日本企業のコーポレートファイナンス」輪読
● Harvard Business Review AGC のケースについて議論
● Harvard Business Review CUC のケースについて議論
● 自主テーマ設定による研究発表
● 長野県鍋倉高原森の家で2泊3日のゼミ合宿
● CFA Investment Challenge―提出レポート(秋元、中山、川井、梁ハン)
● Standard & Poor'sでの長期アルバイト(藤原、高須)
● 「ゼミナール企業価値評価」輪読
● 日経ストックリーグ出場―入賞レポート(高野チーム)
★ 第1回 CFA Investment Challenge 2008 にて全国第2位
★ 日経ストックリーグにて4チーム出場し、そのうち2チームが大学部門にて入賞
【2009年度の活動】(二期生2年目)
● 「ゼミナール企業価値評価」輪読
● Harvard Business Review Alcon のケースについて議論
● 卒業論文内容の検討、発表
● 「資本主義はなぜ自壊したか」について議論
● ミニアナリストレポートの作成(カプコン)
● 卒業論文中間発表
● 伊豆高原、ルネッサ赤沢にて2泊3日のゼミ合宿
● 卒業論文期末発表
● 卒業論文報告会
【2009年度の活動】(三期生1年目)
● 「コーポレートファイナンス入門」輪読
● 電気業界に対するグループワーク分析(Panasonic/Canon/Sony)
● 「日本企業のコーポレートファイナンス」輪読
● Harvard Business Review AGC のケースについて議論
● 自主テーマ設定による研究発表
● 伊豆高原、ルネッサ赤沢にて2泊3日のゼミ合宿
● CFA Investment Challenge―提出レポート(阿久、駒井、文、山本)
● 「Financial Markets and Corporate Strategy」輪読
● 日経ストックリーグ出場―入賞レポート(勝田チーム)
★ 第2回 CFA Investment Challenge 2009 にて全国第4位
★ 日経ストックリーグにて審査委員特別賞(投資実践賞)を受賞
【2010年度の活動】(三期生2年目)
(確認中)
【2010年度の活動】(四期生1年目)
(確認中)
卒論研究テーマ
【一期生】
● 企業の価格改定行動と株価
● グループ内M&Aにおける買収プレミアムの考察
● ペイアウト政策の決定要因
● 中期経営計画の意義と役割
● 買収防衛策が株価に与える影響
● 事業リスクと財務リスクの相関
● トヨタをとらえ、そして読む
● 企業の流動性資産保有動機
● ベンチャー企業の市場価値と経営行動 等
【二期生】
● 企業価値評価法の再考と仮説
● 多角化戦略の成功と失敗
● アパレル業界とSPA
● 日本企業における自社株買いの実証分析
● 日本企業における配当政策の実証分析 〜増配・減配について〜
● 負債時価評価の株式投資有用性に関する考察
● 完全子会社化の株価効果
● トヨタ生産方式が与える財務的影響
● 企業の利益調整と株価変動の相関について
● M&Aの実証分析 〜企業価値への影響及び創出価値の配分〜 等
【三期生】
(確認中)