一橋大学管弦楽団

100周年特設ページ

100周年特別企画

【100周年記念特別企画、始動!】

 一橋大学管弦楽団は2019年で創立100周年を迎えます!これを記念して、特別企画という形で団員の声を皆様にお届けしていきます!
主に12月の定期演奏会で演奏する、100周年記念委嘱作品やマーラーの交響曲第2番について、様々な団員がそれぞれの角度から思いを発信していきます!
今後の展開に乞うご期待ください!


【Vol.1】2019.10.30更新
 100周年記念特別企画第1弾では、当団トレーナーも務める齊藤栄一先生作曲の「前奏曲」の魅力に迫ります!
 今回は木管楽器、金管楽器の代表者各1名からそれぞれコメントをもらっています!!

①木管楽器 クラリネット Hさん
―――木管楽器はどのような編成なのでしょうか?
「(10分強の長さの曲なのですが、)総勢12人の大編成となっています。
ピッコロ、コールアングレ、バスクラリネット、コントラファゴットと特殊楽器も非常に充実しているのでそこにも注目してもらいたいです!」

―――実際、(今までに演奏されたことのない)委嘱作品に取り組んでみた感想を聞かせてください!
「やればやるほど奥が深いというか分奏(木管セクションでの練習)でもやっている中でいろいろな発見があります!!
齊藤先生は普段から私たちの指導をしてくださっているので、どのようなことを考えて作曲されたのか想像しながら演奏するのも楽しいです。」

―――木管楽器の聴きどころを教えてください!
「嵐のような場面からいきなり静寂が訪れて木管ソロのリレーになる場面がいくつかあるのですが、受け継がれていくメロディーをそれぞれの楽器の音を味わいながら聞いてもらえたらと思います。」

☆実は、木管楽器以外にもハープやオルガンなど、たくさんの特殊楽器が編成に組み込まれているので、完成するとどんな音色がするのか、私たちも今からとても楽しみです!木管ソロリレーは必見ですね!


②金管楽器 トロンボーン A君
―――ズバリ、金管楽器の聴きどころを教えてください!
「この曲はなんといっても映画音楽のようなドラマチックさが聞きどころです。不気味に響くコラール(賛美歌風のフレーズ)、高らかに歌われる旋律、力強く壮大なハーモニー……金管楽器のこれらのフレーズはどれを取っても、この曲がもつ"ドラマ"を掻き立てるようなエネルギッシュさを持っています。
前半の緊張感漂う幕開けから、疾走感あるアレグロを経て、開放的な後半に至るという曲想の中で変化する金管の音色の変遷をぜひご注目ください。また、(珍しいことに)各楽器にソロがあります。
マラ2に至るための前奏の軌跡を、是非お楽しみください!」

☆曲の流れに沿った興味深いコメントをもらうことが出来ました!エネルギッシュでカッコいい金管が導く“ドラマ”にご期待ください!勿論、金管楽器についてもソロは見逃せません!!

さて、今回は管楽器担当の2人のコメントから「前奏曲」を覗いてみました。次回は弦楽器・打楽器の方に意見を聞いてみたいと思います!お楽しみに!!

一橋オケの、100周年

一橋大学管弦楽団は、2019年に創立100周年を迎えました。 本年はこれを記念し、マーラーによる大作、交響曲第2番「復活」を12月の定期演奏会にて演奏いたします。また、一橋オケにゆかりのあるオーケストラとともに「国立マーラー音楽祭」を合同開催し、このアニバーサリーイヤーを祝います。 一橋オケは1919年に一橋トリオ倶楽部として設立されました。以降、関東大震災や太平洋戦争をはじめとする幾多の困難を乗り越え、現在では常時120名程度の団員を擁する大規模なオーケストラへと発展しました。 100年の歴史と伝統を受け継ぐとともに、次の100年への新たな一歩を踏み出す節目となる今年の一橋オケに是非ご期待ください。

一橋大学管弦楽団創立100周年記念第67回定期演奏会

2019.12.13 (金) 18:00開場 19:00開演
東京芸術劇場 コンサートホール

齊藤栄一前奏曲
グスタフ・マーラー交響曲第2番「復活」
       
指揮:田中一嘉


後援:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
協力:ボランティアチーム・如水コンサート企画

チケット

演奏会情報をご覧ください。       

お問い合わせ

一橋大学管弦楽団広報係          

メール:info.hit.concert@gmail.com

国立マーラ―音楽祭

国立を活動拠点とする私たち一橋大学管弦楽団には、毎年年末年始にマーラーの交響曲第9番を有志で演奏するという類稀なる文化があります。このような学生生活を過ごす団員、およびOB・OGはマーラーを愛してやみません。“国立マーラー音楽祭”は、一橋オケ創立100周年という記念すべき年を、マーラーを愛する一橋オケゆかりの団体、国立マーラー学友協会、水星交響楽団そしてオーケストラ イストリアと共に盛り上げたい、そんな想いから生まれた企画です。マーラーづくしの1年を皆さまと楽しめれば幸いです。